時効警察シーズン1第3話ネタバレ 駅売店芸術家緒川たまき回
無趣味な警官霧山修一朗が時効を過ぎた事件を趣味で捜査するドラマ「時効警察」
2006年に放送されていた「時効警察」第3話のネタバレです。
Contents
「時効警察」第3話「百万人に無視されても、
一人振りむいてくれれば人はしあわせ…じゃない?」あらすじネタバレ
霧山は、駅のホームから転落した男が電車にひかれて死んだ時効事件を紹介されます。
シーズン1第3話の未解決事件
湾岸戦争開戦当時、丸閥商事は不正献金疑惑が持ち上がり、連日マスコミに取りざたされていました。
そんな折、丸閥商事社員町田拓二がホームから転落、入って来た電車にひかれて死亡する事件が起きます。
町田は会社の不正にかかわっていて、それを苦にしての自殺なのかと憶測が広がりますが、一緒にいた丸閥社員藤沢が突き落とした可能性もあり、警察は藤沢を事情聴取します。
ところが、駅売店の販売員浜野道子(緒川たまき)が「亡くなった人は売店の新聞を見ていた」と証言すると、藤沢は無実とされます。
事件は不正献金疑惑とともにうやむやになりました。
事件後藤沢は道子と結婚しています。
おかしな目撃証言をする駅売店販売員浜野道子(緒川たまき)
道子の証言は、死んだ町田が自分の並べた新聞と周囲との調和を見ていたという内容のものです。
売店の新聞陳列を「差し込み」と呼ぶようですが、美しく差し込まれたその新聞を見ていた、道子の芸術を鑑賞していたとでも言いたげな口ぶりで。
霧山が話を聞きに行くと藤沢も当時の道子の差し込みを絶賛します。
その差し込みが朝日を浴びてとてもきれいだったと。
道子は自己顕示欲が異常に強い女性のようです。
一方の藤沢は道子に愛情があるようには見えません。
霧山の仮説は、
道子は、自分の差し込みが評価されたと言いたい一心で的外れな証言をした。
実際には町田を突き落としていた藤沢は、道子が脅迫でもするつもりかと疑い接触するうちに深い仲になり結婚した。
ということです。
道子は頑として認めませんが、藤沢は懺悔します。
今回の「誰もに言いませんよ」カードは、同僚殺しの藤沢の手に。
霧山が藤沢の嘘を見抜いたポイント
道子の差し込みについて「朝日を浴びてきれいだった~~」と言っていますが、当時は駅近くに建つマンションで朝日は遮られているはずでした。
藤沢は、実際のところ売店の様子になどほとんど興味がありませんでした。
道子の陳列の美しさを強調しようと思うあまり、ありえないことを話してしまったのでした。
「時効警察」4話はこちらに