帰ってきた時効警察第8話ネタバレ 左右対称フェチ加藤治子回
警官霧山修一朗(オダギリジョー)が時効を迎えた事件を趣味で追究する一話完結形式のドラマ「時効警察」シリーズ。
シーズン2「帰ってきた時効警察」第8話のネタバレです。
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「帰ってきた時効警察」第8話「今回、三日月が大活躍する理由は深く探らない方がいいのだ!」あらすじネタバレ
高級住宅街の殺人事件が時効を迎えます。
豪邸で起きたその事件に三日月しずか(麻生久美子)は興味津々です。
帰ってきた時効警察第8話の未解決事件
地上げ屋東吉田シンイチが豪邸で刺殺されます。
死亡推定時刻の夜9時には同居家族の妻美幸と娘の里奈、美幸の母八重は寿司屋で食事中だったアリバイがあります。
そこで疑われたのが第一発見者であるメイドの佐伯タミ子でした。
事情聴取のたびに供述が変わるタミ子はいかにも怪しく、一度は罪を認めるのですが、その後アリバイが証明され、タミ子の自白は、厳しい取り調べに誘導されたものとされました。
東吉田を恨むものは多く、容疑者が絞れないまま事件は迷宮入りしました。
霧山階段から転落して入院
事件の遺留品を持って三日月とともに東吉田の豪邸を訪ねた霧山は、階段から落ちて意識を失い、病院に担ぎ込まれます。
ベッドから動けない霧山に代わって三日月が捜査に動くことになります。
事件前は爪を無限に伸ばしていた八重(加藤治子)の物忘れ
容疑の晴れたタミ子は今、ホームレスの支援施設で働いているとのこと。
三日月はひとりでその施設を訪問します。
施設を運営している福田は、元すし職人。事件よりも前から東吉田家と懇意にしていた人物です。
福田の見せる昔の写真に写った八重は、爪が異常に伸びています。
1メートルくらいありそう。
ギネス認定を目指して伸ばしていたのだそうですが、今は爪を切っています。
物忘れの始まっている八重は、事件の夜自分がどこにいたか忘れていて、「家族から一緒に食事していたと聞いた」と話しています。
今では数分前のことも覚えていられず、霧山の名も何度言っても覚えてくれません。
三日月という名は忘れないのになぜ?
三日月の推理
今回の事件は、大部分を三日月が捜査しています。
東吉田の一家に密着して過ごした三日月は、八重の左右対称を好む性質に気付きます。
霧山という名は覚えられないのに、三日月を忘れないのは、「三日月」という字が左右対称だから。
娘の美幸、孫娘の里奈、犬の名前も黒と、八重の愛するものは、すべて左右対称です。
そして東吉田の刺殺遺体も不自然なほどに完ぺきな左右対称の形で倒れていました。
おそらく八重は東吉田を刺す時、伸ばしていた爪を折ってしまったのでしょう。
左右対称にこだわる八重には爪の長さの狂いが受け入れがたく、それが、すべての爪を切ってしまった理由です。
福田とタミ子の告白
福田とタミ子が三日月に打ち明けます。
あの夜、八重と美幸と里奈が福田の店「七福寿司」で食事をしているとき、八重は東吉田がまだ乳児の里奈にまで暴力をふるうことを知ります。
八重はひとり店を出、しばらすくると戻り、「東吉田を殺した」「自首する」と…。
八重を説得して自首を思いとどまらせたのは福田です。
誰にとっても許せない東吉田であり、誰にとってもかばいたい八重だったのです。
八重に長年世話になっていたタミ子は、自分が殺したと偽証さえします。
家族とタミ子のアリバイは、福田の証言で証明され、今ようやく時効を迎えたのでした。
今回の「誰にも言いませんよ」カードは、霧山と三日月の連名で署名捺印され、八重の手に渡されます。
霧山が八重の嘘を見抜いたポイント
入院している霧山は、三日月の撮ったホームビデオで八重の話を聞いています。
八重が話すとき、突然室内に雨が降る場面があり、霧山は、「嘘をつくと体温が急激に上がり積乱雲が発生するので雨が降るのだ」と言います。
シーズン2「帰ってきた時効警察」最終回第9話はこちらに