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時効警察シーズン1第4話ネタバレ2時間ドラマの女王永作博美回

2018年9月4日

無趣味な警官霧山修一朗が時効を過ぎた事件を趣味で捜査するドラマ「時効警察

2006年に放送されていた「時効警察」シーズン1の第4話のネタバレです。

「時効警察」第4話「犯人の575は崖の上?」あらすじネタバレ

総武警察署では、2時間ドラマ「アネゴ探偵」が話題です。

撮影中に殺人があったのではないかと騒がれたその事件ももう時効。

霧山はこの事件に興味を持ちました。

シーズン1第4話の未解決事件

「アネゴ探偵」シリーズは、人気の2時間ドラマで、主人公の女性探偵が犯人を捕まえる前に俳句を詠むのが恒例です。

初代女帝白川湯舟が撮影中に崖から落ちて死亡。

その時近くにいた共演者のアヤメ旅子(永作博美)が湯舟を突き落としたのではないかとの疑惑が持ち上がりましたが、逮捕には至らず、やがて「アネゴ探偵」シリーズは、渦中のアヤメ旅子の主演で復活します。

疑われることでスターになったアヤメ旅子(永作博美)

霧山と三日月が旅子のサイン会に並び「湯舟の転落事件の話を聞きたい」と申し出ると、意外にも旅子は開放的で、食事や撮影現場に二人を招きます。

実はここのところ「アネゴ探偵」シリーズの視聴率は低迷しています。

事件が風化し、旅子からスキャンダルの影が消えると、人々の関心も薄れてしまったのでしょう。

事件を掘り返す風変わりな警官は人気回復のきっかけに使えると旅子は考えたのでした。

スタッフに混じって撮影に参加する霧山は意外な事実を知ります。

音響スタッフの男と旅子は事件当時婚約していました。

「なぜ旅子さんと別れたのですか?」と単刀直入に尋ねる霧山に音声スタッフの男は「あの事件では、我々全員が被害者なのです」とお茶を濁します。

さらなる調査で、ドラマ監督と死んだ湯舟は結婚していたこと、そして、湯舟が旅子と婚約中の音響スタッフと浮気していたことも分かりました。

霧山の立てた仮説は「犯人は撮影スタッフ全員」でした。

女優としては格下扱いで婚約者にまで手を出された旅子が撮影中に湯舟を殺そうとしたのも事実だけれども、横暴な湯舟に辟易としていたスタッフ全員が手を貸し、最終的にはみんなで湯舟を崖から落としたのだと。

話題性を求める旅子は、「このことをマスコミに話せ」と言いますが、霧山はいつも通り「誰にも言いませんよ」カードを渡して立ち去ります。

霧山が真相を見抜いたポイント

湯舟は撮影中に死んでいるので、その場面がカメラに収められていました。

立っている湯舟の頭の近くに大きな撮影用マイクがちらりと映ります。

録画には、湯舟の頭がフレームから消えるところは映っていますが、その後の湯舟がどうなったかは映っていません。

「この時湯舟が崖から落ちたのだ」とスタッフは証言したのですが、マイクの位置から、湯舟の倒れた位置は崖っぷちからは離れていて、このまま落ちるはずがないと推定されます。

その事実と「我々全員が被害者」という言葉を合わせて「転倒して頭を打った湯舟をみんなで落としたのだ」と考えたのでした。

…俳句と言う要素はいらなかったような(笑)

 

「時効警察」5話はこちらに