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時効警察シーズン1第5話ネタバレ アレルギーと同性愛の奥菜恵回

2018年9月5日

時効管理課の警官霧山修一朗が時効を過ぎた事件を趣味で捜査するドラマ「時効警察

2006年に放送されていた「時効警察」S1の第5話のネタバレです。

「時効警察」第5話「キッスで殺せ! 死の接吻は甘かったかも?」あらすじネタバレ

今日は死んだミュージシャン本郷高志の命日だとかで、総武署も本郷の話題一色です。

本郷高志が人気の絶頂で突然死亡した事件は「殺しのキス事件」と呼ばれ、大変な騒ぎになりましたが、時効を迎えています。

シーズン1第5話の未解決事件

男気あふれるミュージシャン本郷高志は既婚者でしたが、数々の女性と浮名を流していました。

その日もいつものように女性たちとの王様ゲームに興じていた本郷は、夏川リナとキスしたとたんに倒れ、そのまま死んでしまったのです。

リナが毒を盛ったのではないか、あるいは妻のユキエの仕業ではないかと疑われましたが、本郷から毒物は検出されず、不可思議な事件として迷宮入りしていたのでした。

本郷の妻だったクールな女医(奥菜恵)

霧山と三日月が、本郷の遺留品を女医である妻ユキエ(奥菜恵)に届け、事件の話を聞きだそうとすると、ユキエは冷淡な態度で「本郷のことはもう忘れたい」と言い放ちます。

本郷が死んだのは二人の結婚記念日で、ユキエは手料理を作って本郷を待っていたのだそうです。

「料理はすべて捨てた」とユキエは言いますが、本郷の付き人だった熱い男及川(東幹久)は、本郷が帰らないことをユキエに伝えに行った際、「料理を全部食べろ」と要求され、残さず食べたと証言します。

どちらかが嘘をついていることになりますが…

いずれにしろ、ユキエも及川も王様ゲームの場にはいませんでした。

そんな時なぜか時効管理課にネコが運び込まれます。

可愛いネコにみんな喜んでいますが、三日月は逃げ出し「猫アレルギーなの」

誰かにとっては無害なものが他の誰かにとっては凶器になる現象を見た霧山は、本郷の死因はアナフィラキシーだったのではないかとひらめきます。

ユキエは、「本郷にはピーナッツアレルギーがあった」と言っています。

王様ゲームのキス相手がピーナッツを食べていたのか…でも本郷のいるテーブルにピーナツを使った料理が出されるとは考えにくい…

霧山の推理はこうです。

本郷と及川は同性愛関係にあり、ユキエもそれに気づいていた。

結婚記念日をすっぽかされたユキエはつい魔が差し、本郷とキスする可能性のある及川にピーナッツオイルをふんだんに使った料理を食べさせた。

本郷はそんなユキエの謀略に気付かず、王様ゲームに向かう途中で及川とキス。

ゲームの最中に発症して急死。

まさか自分が本郷の死因になったとは思ってもみなかった及川の慟哭が響く部屋で、ユキエはクールに自分の罪を認めます。

同性愛を打ち明けていれば、あるいは理解しあう夫婦になれたかもしれないのに…悲しい事件でした。

霧山はなぜ本郷にピーナッツオイルを口移ししたのが及川だと分かったのか

本郷は、毎週のようにデート現場をパパラッチされていましたが、相手のタイプにまるで一貫性がありません。

そして掲載誌はいつも同じです。

霧山がその出版社を訪ねると、担当者は「実はいつも同じ男からの情報リークがあったのだ」と話します。

そして今も本郷を慕う及川の霧山に対する態度にはどこか同性愛的な雰囲気が…

霧山は、週刊誌にタレコミをしていたのは本郷自身で、性癖をカムフラージュするためにスキャンダルを流していたのではないかと推理したのでした。

「時効警察」6話はこちらに