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時効警察はじめました第6話ネタバレ-食い違うプロレス愛の悲劇寺島しのぶ回

2019年11月23日

時効警察はじめました」第6話のあらすじなど。

これまでの時効警察シリーズについてはこちらに

レギュラー放送に先駆けて放送された2時間版「時効警察復活スペシャル」のあらすじ等はこちらに

スペシャルはアマゾンで見られます。

「時効警察はじめました」第6話「プロレスの楽しみ方はひとそれぞれで、善玉でも悪玉になるし、またその逆も然りと言っても過言ではないのだ」あらすじネタバレ

第6話の未解決事件

最近プロレスにハマっているという彩雲あやくもの話から霧山が興味を持ったのは25年前の現役プロレスラーの怪死事件です。

その日、気合プロレスのタイトルマッチを制し、ヘビー級チャンピオンとなった丸山真剣しんけんは、右手を上げた勝ち名乗りのポーズのまま死にました。

死因は脳挫傷。

直接の原因とされる側頭部の傷は、試合前に受けたものであるとの衝撃的な検死結果が発表されます。

丸山選手は、試合の前に何者かに殴られ、深いダメージを負いながらタイトルマッチに出場。執念でチャンピオンの座を勝ち取って死んだことになります。

 

疑われた関係者

 

関係者数人の名が被疑者として上がりましたが、決め手はなく、凶器も発見されないまま時効を迎えています。

 

対戦相手土倉髑髏どくらどくろ

対戦相手だったチャンピオン土倉は、丸山と犬猿の仲と言われていました。

土倉は試合前、カメラマンを連れて丸山の控室に乱入。丸山を煽りましたが、そうした演出を嫌う丸山はさめざめとした態度で土倉をあしらい、追い返しています。

恥をかかされた土倉がその後ひとりで控室に戻って丸山を殴ったのではないかと疑われたのです。

今は引退して保父さんをしている土倉は、「向こうが一方的に嫌っていただけで仲が悪かったのともちょっと違う」と話します。

 

気合プロレスCEO枕木葵

二代目の女性CEO

持っているが威厳を引き立たせるカリスマオーナー。

あれほど強かった丸山を殴り殺せる人物などそうはいない」と語ります。

 

レフェリーのレッドシューズ猿又

トレードマークだった赤いシューズを丸山の追悼に捧げて以来、ずっと裸足で生活しています。

 

高原本気まじら所属レスラー

本気プロレスの現在のナンバー1レスラー高原本気は、丸山を深く尊敬していました。

しかし丸山がいる限り本気プロレスのトップになれなかったはずの高原が今は団体の看板選手として活躍しているのも事実。

最近なぜかヒール役に転向することが決まり、本人は「きれいごとでは世の中渡っていけない」と意味深なことを…

 

事件の真相

以下ネタバレです。

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ネタバレを読む

プロレスはそこに付随するドラマがあってこそ観客を楽しませることが出来ると考えるオーナー葵と、あくまで実力勝負を見せるのがレスラーの道であるとの信念を曲げない丸山は、ことあるごとに衝突していました。

タイトルマッチの日もふたりは口論になります。

実は葵にはアメリカで女子プロレスラーとして活動していた時期があり、ドラマティックな筋立てと演出に満ちたプロレスこそが彼女の青春でした。

丸山にそんなプロレスを「学芸会」と揶揄され、葵は逆上します。

「撤回しなさいよ」とまとわりつく葵を丸山が突き飛ばしたところへ入って来た猿又が丸山に襲い掛かりますが、かなうはずがありません。

葵は思わずそこにあったトロフィーを取り、丸山の頭を殴ってしまったのでした。

意識を失って倒れ、死んだかに見えた丸山でしたが、やがて起き上がると猿又に止血を頼みます。

こんな状態で試合に出れば命がないことは覚悟の上。

命を懸けてチャンピオンの座をもぎ取り、リングの上で死んだのです。

丸山の頭に刻まれた「E」の形の傷を作る凶器が見つからなかったのは、トロフィーにあしらわれた「KWE」(気合レスリングエンターテイメント)の「E」の部分がはずれ、葵の杖にはめ込まれていたからでした。

 

葵が嘘をついていると霧山が見抜くポイント

葵が語尾につける「~って言うの?

これは話し相手に強く同意を求める言い回しであり、同時に本心とは違うことを言っていることを示している

…のだそうです。

この口癖には葵のアメリカ経験も関係しています。

アメ人のよく言う「you know?」が、帰国後に「って言うの?」に変化した

…のだそうです。

 

7話はこちらに

 

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