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時効警察はじめました第5話ネタバレ-天才芸人の娘趣里と空気階段回

2019年11月16日

「時効警察はじめました」第5話のあらすじなど。

これまでの時効警察シリーズについてはこちらに

「時効警察はじめました」第5話「密室狭しと言えどもひとたびコントをしようものなら殺人来たると言っても過言ではないのだ」あらすじネタバレ

第5話の未解決事件

この回の霧山は、非公式の捜査依頼を受けた事件を調べます。

彩雲真空あやくもまそらがSNSで知り合った友人夏歩かほは、1994年に死んだお笑い芸人村瀬ベルギーワッフルの娘です。

村瀬は才能ある芸人でしたが、25年前、ラジオの生放送中に突然胸をかきむしるようにして倒れるとそのまま死んでしまいました。

死因はアナフィラキシーショック

胃からそば粉が検出され、これが引き金になったものと見られています。

でも、アレルギーのある村瀬が本番の前に蕎麦を食べるでしょうか?

不仲だった相方栗原くりごはんが疑われましたが、村瀬に蕎麦を食べさせるチャンスがなかったことから容疑者からはずれ、事件は時効を迎えました。

今では売れっ子芸人として活躍する栗原。

死んだ相方の娘夏歩に毎月送金するなどの美談も知られていますが、夏歩は、父を殺したのは栗原だと信じています。

天才村瀬と凡人栗原のコンビ マリリン

村瀬と栗原の「マリリン」は、これまでにないセンスのコントをするコンビで、漫才ブーム後の閑散期にあって着実にファンを増やしているところでした。

ネタを考えていたのは村瀬です。

村瀬は典型的な天才で、それだけに平凡な人間を理解することが出来ず、ただ姿かたちが滑稽なだけの栗原(霧山評)との溝は日ごとに深まっていきました。

人気の上昇に合わせて「早くテレビに出よう」と主張する栗原に対し、村瀬は「まだその時期ではない。今に大きな波が来るからそれまではラジオとショーパブ営業で足元を固めるべきだ」として、コンビの営業方針でも対立してしまいます。

運命の皮肉か、村瀬の予想した通りにブームは再来し、相方の死によって知名度を上げていた凡人栗原がスターになります。

村瀬の才能は死とともに葬られ、いつも持ち歩いていたネタ帳もどこかへ消えたままです。

重度のアレルギー体質だった村瀬

アレルギーが強く、インフルエンザの予防接種も医師に止められていたという村瀬が自分で蕎麦を食べたとはどうしても考えられません。

鑑識の又来またらいは、これほどのアレルギーなら蕎麦を食べればすぐにアナフィラキシーを発症するはずだと言っています。

でも当日の村瀬は、ラジオ番組が始まってしばらくの間は正常でした。

生放送の直前に蕎麦を食べたのだとしても、少なくとも2分は経っています。

村瀬はいつどうやって蕎麦を食べたのでしょう。

村瀬のルーティンだったラムネ3粒

村瀬には、本番前に必ずラムネを3粒口に放り込む習慣がありました。

死んだ日にもラムネを食べて放送に臨んでいます。

ラムネにそば粉が混ぜ込まれていた?

でも、村瀬のポケットにあったラムネケースは空でそば粉の成分は出て来ませんでした。

いずれにしろ、村瀬がラムネを口に入れてからアナフィラキシーを起こすまで2分程度の時間がたっていて、これでは反応が遅すぎます。

スタジオのカーペットに残っていたシミからも薬品の類は出ず、ただの水だったとのこと。

はがき職人上がりの放送作家安田

事件当時、放送作家見習いとして雑用をしていた安田は今、栗原の所属する事務所の社長になっています。

時効を過ぎた事件を捜査するおかしな警官が現れ、安田は昔のことを思い出します。

あの日。

本番前のスタジオにひとりで入った栗原は、安田が用意していた紙コップの水を床に捨てていました。

慌てて「どうしました?」と聞きに行くと栗原は「虫が入っていたから捨てた」と言い、「集中したいからここには入って来るな」と安田を追い払ったのです。

ガラス越しに振り返ると、ブースでヘッドバンキングのような動きをする栗原の背中が見えました。

事件の真相

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ネタバレを読む

栗原は村瀬を憎み、アレルギーを誘発して殺そうと決めました。

そば粉のラムネを作って村瀬の衣装のポケットに入れておけば、きっと村瀬はいつもと同じようにそのラムネを食べ、アナフィラキシーを起こすでしょう。

実は村瀬には、ラムネを丸飲みする癖がありました。

このため、ラムネが溶けるのには多少時間がかかります。

栗原が心配していたのは、アナフィラキシー反応の速さではなく遅さのほうでした。

本番中のアクシデントで話題づくりをするためには、あまり遅く作用するのではうまくありません。

オンエア中に死なせたい…

そこで用意されたのが炭酸水です。

炭酸の効果で胃の中のラムネはすぐに溶け、中に込められたそば粉が村瀬を殺してくれるでしょう。

安田の用意した水を捨てたのは、炭酸水に変えるためでした。

安田と栗原の告白

紙コップの水を巡る栗原の不審な行動を知る安田は、栗原が村瀬を殺したと見抜きます。

栗原はそんな安田に村瀬のネタ帳を見せ、これで天下を取ろうとビジネスパートナーに誘いました。

天才村瀬のネタをはがき職人安田が栗原向けにアレンジすると、栗原くりごはんはまたたく間にスターダムを駆け上がり、今の地位を築いたのでした。

事件真相詳細はここ↑まで

誰にも言いませんよカードセレモニーの中の教訓


今回の「誰にも言いませんよカード」は、アンテナ付きでハガキ風のデザインがあしらわれたものでしたが、夏歩が霧山の手からカードを奪います

無理もありません。

父を殺し、父のアイディアを盗用した男が栄光の座にいるのです。

憤懣やるかたない夏歩の目に、父の幻が見えます。

幻の村瀬は黙って二本の指で作ったVの字を唇の両端に当てると、口角を持ち上げて笑顔を作ってみせます。

同じようにして無理やり作ったスマイルをしばらく鏡で眺めていた夏歩は、ふいにみっともない栗原を笑い飛ばし「はじめてお前で笑えたわ」と言って、霧山にカードを返しました。

考えてみれば、許しがたい奴とは間違いなく恥ずかしい奴です。

指さして笑ってやるのは、人間の持つ優れた解決法のひとつだなーと貴重な教訓を得る回でした。

どんな事態でも笑われるほうにだけはなってはいけないということも。

注:通常の場合、指さして笑うのは心の中だけで。

 

第6話はこちらに