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帰ってきた時効警察第2話ネタバレ スーパーホステス市川実和子回

2018年9月12日

「時効警察」の続編「帰ってきた時効警察」は「時効警察」終了から1年後の2007年に放送されました。

警官霧山修一朗(オダギリジョー)が時効を迎えた事件を趣味で解決するオムニバス形式のドラマです。

「帰ってきた時効警察」第2話のネタバレです。

「帰ってきた時効警察」第2話「好きな理由よりも嫌いな理由の方がハッキリしてると言っても過言では無いのだ!」あらすじネタバレ

今回霧山が興味をもったのは、裏社会を仕切る男が殺され、クラブホステスが行方をくらませた事件です。

三日月しずか(麻生久美子)は「危険じゃない?」と不安そうですが、霧山の「安全なジェットコースターは面白くない」という言葉に説得されます。

ジェットコースーターは、安全だと信じて乗るものだと思っていましたが…?

帰ってきた時効警察第2話の未解決事件

アンダーワールドに君臨する闇の帝王、権現三郎ごんげんさぶろうが内縁の妻吉良深雪きらみゆき宅で刺殺されます。

傷の状態から凶器は小型のハサミではないかと考えられています。

事件後行方をくらましたナンバーワンホステス深雪の犯行が疑われますが、逮捕されないまま時効を迎えました。

でも霧山は、深雪は犯人ではないと思っています。

当時事件を担当していた鬼刑事(鬼八郎という名)の話では、深雪はバスや電車で何度も目撃されていて、まるで見つけてくれと言わんばかりの目立つ逃げ方をしていたのです。

カクテル嫌いの記憶喪失ホステス(市川実和子)

死体の第一発見者は、同じ家で暮らしていた深雪の娘綺羅きら(市川実和子)でした。

その時の記憶を失っていて、今はクラブ勤め。

霧山と三日月は、綺羅の勤めるクラブに遺留品を届けに行き、そこで不思議な事実を知ります。

その店にはカクテルがなく、常連客に頼まれても決してカクテルを作ることはありません。しつこく要求する客を追い出すほどです。

綺羅は大のカクテル嫌いなのです。

カクテルと綺羅の恐怖体験とは何かつながりがあるのでしょうか。

綺羅は、忌まわしい事件を掘り返そうとする霧山を避けるふうもなく、逆に「探してほしい人がいる」と相談を持ち掛けます。

「母親がいなくなり祖母と暮らしていた頃、時々訪ねてくるユキオというおじさんがいた」「ユキおじさんは、祖母にお金を渡していたようだった」「いつの間にか会うことがなくなった」と。

霧山は、綺羅の祖母に会いに行きますが、記憶のおぼつかない祖母の話は要領を得ず、ユキオのことは何も聞き出せません。

かわりに意外なことが分かります。

母深雪は、権現が殺される数日前に家を飛び出していたのでした。

DVに耐えかねて逃げたのでしょう。

でもそれなら深雪は事件の犯人ではなく、今日まで隠れ続けている理由がありません。

霧山の推理はこうです。

権現から逃げ出した母深雪は、権現が殺されたことを知り、娘綺羅がやったのだと直感。

そこで警察の目が自分へ向くようわざと人目に付く逃げ方をしていたのだろうと。

その後は男装して漁師になり、ユキオと名乗って母のもとを訪ねながら綺羅の様子を見ていたのでしょう。

子供が権現を殺したと考える者もなく、そのまま15年が過ぎたのでした。

ユキオは、事件が時効を迎えたと知るとあっさり女性に戻ります。

一方、昔住んでいたという海辺の小さな家で見覚えのある缶を見つけた綺羅は、その缶を振り、何かの当たる音に怯えます。

缶に納められていたのは小さなハサミでした。

まだ少女だった綺羅は、権現を刺したハサミをしまい込み、悪い夢だったと思い込もうとしましたが、缶を振ってみると中でハサミの音が…。

あまりのことに綺羅の記憶は消え、ただ音への恐怖だけが残っていたのです。

綺羅がカクテルを嫌うのはこのためでした。

霧山によってすべてを解明された綺羅は、自分自身も覚えていなかった殺人に当惑しますが、もう時効です。

間もなく男装を解いた母とも再会できるでしょう。

霧山がユキオ=深雪の男装と気付いたきっかけ

捜査課十文字(豊原功補)が痴漢を捕まえます。

少し前からトイレに痴漢が出るとの通報が続き、ようやく逮捕となったのですが、連行してみると、痴漢と思われていたのはおっさんに見えるおばさんでした。

霧山は、それを聞いてユキオは深雪だとひらめきました。

 

シーズン2「帰ってきた時効警察」3話はこちらに