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帰ってきた時効警察第3話ネタバレ ゆるキャラの女王杉本彩回

2018年9月13日

「時効警察」は、警官霧山修一朗(オダギリジョー)が時効を迎えた事件を趣味で解決するオムニバス形式のドラマです。

2006年に放送された第1作「時効警察」が終了して1年後に制作された「帰ってきた時効警察」第3話のネタバレです。

「帰ってきた時効警察」第3話「えっ!? 真犯人は霧山くん!?」あらすじネタバレ

警視庁にはウルトラトップ本部なる部署があり、警察職員を内偵調査しています。

霧山と三日月しずか(麻生久美子)に不審な動きか見られるとして、内偵者6と内偵者9が二人をマークするよう命じられました。

何も知らない霧山は、また時効事件を探します。

帰ってきた時効警察第3話の未解決事件

アニメ界のネオ女帝尾沢ミツ子(杉本彩)の周辺では不審死が続いています。

最初の事件は15年前、ミツ子と共同制作で沈みがち人形をデザインした清原みつよが階段から落ちて死んだ事件です。

現場は謎だらけ。

服を後ろ前に着て階段下に倒れるみつよの手には卵の殻が握られています。

階段にはなぜかタコが置かれ、裏庭の窓近くのバラの鉢植えには「明日午前中には」と書かれたカードが添えられていました。

同居していたミツ子とアシスタントが疑われますが、現場の不可思議な状況をふたりと結びつけることができず、時効を迎えています。

尾沢ミツ子と死んだ清原みつよは、長年の友人でした。

売れない漫画家だったふたりが大金を手に入れるのは、合作キャラ「沈みがち人形」がブレイクした時です。

ふたりの上演する紙芝居「沈みがち人形」は、すぐにマスコミの目に止まり、アニメ化されると大ヒット。関連グッズも飛ぶように売れたのです。

キャラが莫大な利益を生み出すようになると、沈みがち人形の著作権を巡ってふたりの間に亀裂が入ります。

みつよが階段から落ちたのは、ちょうど裁判が始まったころでした。

みつよの謎の死によって沈みがち人形の権利は自動的にミツ子ひとりのものになります。

それからしばらく新作のアイディアに恵まれないミツ子でしたが、新しいアシスタント三津屋小百合が入ったころ「バタンキュー」人形を発表します。

すると間もなく、小百合が階段から落ちて死亡したのでした。

部屋にあった家具や調度品がすべてひっくり返っていて、床に書かれたダイイングメッセージは「ちんちんだもんで」

みつよ死亡時と同様、不思議なありさまです。

この事件はまだ未解決ですが、時効も成立していません。

先日ミツ子はさらなる新キャラ「ぷくー人形」を創出したところで、屋敷には新しいアシスタントらんが暮らしています。

「私が階段からつきおとしたのよ」と言い放つキャラデザイナー(杉本彩)

怪しいのは生き残ったデザイナーの尾沢ミツ子です。

霧山が、時効事件を趣味で調べていると言うとミツ子は平然と「私が殺した」と言います。

もう時効だからそれで構わないと言うのです。

趣味で捜査する霧山としては、それでは意味がありません。

霧山は、こう考えます。

意味ありげな卵や蛸に事件性はなく、実は単なる事故だった。

元々慌てて失敗することの多かったみつよは、卵を焼きながら、鉢植えを雨に当てようと外へ出す途中で別の用事を思い出し二階へ。

手に持っていた蛸が必要ないのに気付いて階段に置いたのを忘れて、降りてくるときに踏みつけて滑落。

ただの事故を難解な事件と思い込んだことが捜査を難航させた。

数年後、バタンキュー人形の本当の製作者であるアシスタントが権利を主張しはじめたので、ミツ子が階段から突き落として殺した。

ミツ子は、現場を不可解な状態にしておけば警察は混乱し、真相から遠ざかると知っていた。

そのため、家具をすべて逆さまにし、意味不明なダイイングメッセージを捏造したが、慌てていたミツ子は、つい郷里名古屋の言葉を書いてしまった。

「ちんちんだもんで」は「すごく熱いから」の意味。

霧山の話を黙って聞いていたミツ子は、「私が小百合を突き落としたのは事実だけれども、趣味で調べている人に知られても何でもない。警察は今度も私を逮捕できない。この事件も時効になるから、その時はまた来てちょうだい」と不敵に笑います。

ミツ子は小百合殺しを自供したも同然であり、霧山も警察官のはずですが、なぜか霧山は引き下がり、ミツ子の豪邸をあとにします。

霧山は、内偵の二人が自分の服に盗聴器を仕掛けたことを知っていたのです。

屋敷の外に停まっている車に近づくと、服からはずしたマイクを内偵員に渡し、家路につく霧山でした。

霧山がみつよの転落を単なる事故だと気付いたきっかけ

過剰な色気で霧山に迫る尾沢を遠ざけたい三日月は、「ただ階段から突き落としただけの事件だ」と、この一件を片付けようとします。

その身もフタもない推理を霧山は笑いますが、同時に「謎めいた証拠品に幻惑されていただけで、実際身もフタもない事件だったのだ」とひらめきます。

 

シーズン2「帰ってきた時効警察」4話はこちらに