ザ・テラー S2不名誉第4話あらすじ-白い悪魔と双子とおたふく,ゆうこの行動の謎についてなど
AMCの「ザ・テラー」シリーズは、謎めいた実話を題材に独自の物語を展開するアンソロジーです。
シーズン1は19世紀の北極遭難事件を題材にしたドラマでした。
テラ1がどれくらい実話に沿ったものかはこちらに
「インファミー/不名誉」とサブタイトルのついたシーズン2は、第二次世界大戦下のアメリカで生きる日系人の物語です。
日系人の収容所には心霊現象が起きると実際に噂されていたと聞きます。
この記事はザテラー シーズン2インファミー~不名誉第4話「弱肉強食」のあらすじを書いたものです。
Contents
前回までのテラ2
FBIに連行されていたヘンリー・ナカヤマ、ヒデオ・フルヤ、ヤマトさんもオレゴンの収容所に送られました。
ウィルソン・ヨシダが突然米兵に銃を向けて射殺されたショックも冷めやらぬ収容所で、今度はヒデオが森でゆうこに舌を噛み切られて死にます。
奇妙なことが続くのは自分のせいかと疑うチェスターは、米軍の翻訳の仕事に就き、収容所を離れる決意をしました。
お腹の大きいルースが頼りにする収容所の助産婦はゆうこです。
「私のかわいい赤ちゃん」
ゆうこはルースのお腹に手を当ててそうつぶやくのでした。
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3話終了時点での登場人物相関図
点線囲み=死んだ人です
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ザ・テラーS2不名誉第4話「弱肉強食」あらすじネタバレ無版
米軍の翻訳担当となったチェスター・ナカヤマが赴任したのはガダルカナルでした。
チェスターの解読した日本兵のメモにより、行方不明になっていたバーリンガム軍曹が発見されます。
しかし見つかった軍曹は、日本語で「白い悪魔」「お前を殺す」「弱肉強食」などと話すばかりで、何があったのか分かりません。
収容所ではルースの陣痛が始まります。
分娩の準備をする看護婦ハセガワの前にゆうこが現れ、ハセガワの様子が変わりました。
ゆうこが体を乗っ取ったのでしょう。
チェスターのいない収容所で、ゆうこの立ち会うお産が始まります。
テラ2不名誉~インファミー第4話「弱肉強食」あらすじネタバレ版
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テラ2不名誉インファミー第4話までの登場人物相関図
4話終了時点の相関図はこう変わりました。
点線囲みは死んだ人
ザテラー シーズン2不名誉~インファミー第4話の感想など
ゆうこの恨みは出産に関係ある?
ゆうこが何をしたいのか分からず、単純に恨みのある相手を殺せば済むものではないふうで不気味です。
ターミナル島の日系一世には共有する秘密がありそうだというのは第1話からほのめかされてきたことですが、赤ちゃんに関係あることでしょうか。
第1話でマサヨが自殺したのは、堕胎薬を作った直後でした。
奇怪な出来事が起こり始めたのはルースがチェスターの子を妊娠してからと考えることもできます。
今回第4話では、ルースがアサコにチェスターを産んだ時の話を聞こうとすると「昔のことで覚えていない」とはぐらかされています。
どう関係するのかまだ不明な双子という要素も。
昭和の時代に双子を忌み嫌う意識があったとは思えませんが、ドラマではそういうことになっています。
そしてゆうこのチェスターの子供に対する異常な執着。
なぜかナカヤマ家を守っている状態のゆうこ
ガダルカナル島でのエピソードも不可解です。
発見されたクリテンドンの言っている「舌を切る」「目をつぶす」などは、ヒデオの身に起きたことでもあり、やはりゆうこが起こしているものと思いますが、「白い悪魔を殺す」とはどういうことでしょう。
そういえば前回第3話では発狂したヒデオがトシロウの首を締めながら「ツバメ、ツバメ」と呪文のように繰り返していました。
ツバメと言えばゆうこがチェスターを占って言った「あなたはツバメの巣の中のスズメ」
ツバメはアメリカ人、スズメは日系人のことと見ていいと思います。
だとすれば白い悪魔もアメリカ人のことでしょう。
ゆうこはアメリカ人にも憎しみが?
登場する日系人は英語で話したり日本語で話したりしていますが、ゆうこは日本語しか話しません。
なのでゆうこはアメリカで暮らしたことはない日本人で、その死後、怨霊だけが移民の一世を追ってアメリカへやって来たものと思っていましたが…?
意外に複雑な事情があるのかもしれません。
チェスターに死んでほしくないと思っていることも分かりました。少なくとも今は。
第1話ではヘンリーの船に放火しようとしたグリチャックを殺し、今回はチェスターのピンチを救い、チェスターの子の死産に立ち会った医師を殺す…
まるでナカヤマ家を守ろうとしているようにさえ見えます。
日系1世のした何かのためにチェスターがつきまとわれている
Q&A: @CristinaRodlo on the heartbreaking blow that caused Luz to lose all hope. #TheTerror https://t.co/KSbKBQLo0e pic.twitter.com/zlPeFnCcqP
— The Terror: Infamy (@TheTerrorAMC) September 5, 2019
でも今回大きなヒントとなる台詞がありました。
フミ・ヨシダがアサコに「悪いのは私たちだけれども、チェスターに付きまとうのは分かっていた」という意味のことを言っています。
やはり、ゆうこがナカヤマ家を守っているとはとても思えません。
彼女にはチェスターを生かしておいたほういい理由があり、過去の出来事とともにこれから明らかになって行くのでしょう。
ゆうこよ
とりあえず復讐は置いといて日本軍のために仕事してはくれまいか。
私にあの力があったら絶対そうするね。
死後に戦争始まったら地獄から這い出してきて戦えるならそう悪い話じゃないよね。
第5話はこちらに