ザ・テラー S2インファミー不名誉第2話あらすじとユウコと島の日系人の謎-一世の共有する秘密がある?
AMCの「ザ・テラー」シリーズは、謎めいた実話を題材に独自の物語を展開するアンソロジーです。
シーズン1は、19世紀の北極探検隊の大遭難事件をもとに創作された物語でした。
シーズン1に関する記事はこちらから
シーズン2は、第二次世界大戦時、アメリカに設置された日系人の収容所での出来事を描いたもので、「インファミー(不名誉)」とサブタイトルがつけられています。
ではザテラー シーズン2インファミー~不名誉第2話「悪魔はまだ地獄にいる」のあらすじを。
Contents
前回までのザ・テラーS2不名誉
日系人の多く暮らすカリフォルニア州ターミナル島では、マサヨが自殺してから奇妙な出来事が続いています。
マサヨの夫ヒデオは突然失明。
ほどなくして缶詰工場の白人従業員が不審死をとげました。
そんな折、真珠湾攻撃が決行され、日米は開戦。
日系アメリカ人は難しい立場に立たされます。
第1話の詳細はこちらに
ザ・テラーS2不名誉第2話「悪魔はまだ地獄にいる」ネタバレ無のあらすじ
第1話終了時点での登場人物相関図
第2話終了時点の相関図は↓に
4 ザテラー シーズン2不名誉第2話「悪魔はまだ地獄にいる」時点の登場人物相関図
各登場人物の詳細はこちらに
S2第二話での登場人物の居場所
ヘンリー・ナカガワ(チェスターの父)、ヒデオ・フルヤ(自殺したマサヨの夫、トシロウの父、失明の人)、ヤマトさん(爺ちゃん)
→FBIに連行されて拘束されたまま
他の日系人
ウィルソン・ヨシダ(エミ―、ウォルトの父)はFBIに連れて行かれずこっちにいる
→2話冒頭でターミナル島から立ち退くよう命じられカルフォルニア州のホテルへ
→その後汚い臨時収容所へ(たぶんカルフォルニア)
S2第二話あらすじネタバレ無し版
太平洋戦争がはじまると、日系人はターミナル島から立ち退くよう命じられます。
身を寄せたホテルでウィルソン・ヨシダが一人の女性をじっと見ていますが、声はかけません。
ウィルソンが見ていたのは洋装のユウコです。
FBIの拘置所では失明したヒデオ・フルヤが「女の顔だけが見える」と話しています。
「私を覚えているでしょう」その女はそう言うのだそうです。
ヒデオが見ているのもユウコですが、ヒデオは彼女を知らないと言っています。
ヤマトさんは、一緒に拘束されているニック・オカダは化け物だとヘンリー・ナカガワに注意を促しました。
オカダと関わった日系人はすぐにどこかへ消えてしまうのだそうです。
チェスター・ナカガワは、恋人ルース・オヘダが堕胎薬を飲まず、今も子供を宿したままでいるのを知りました。
ルースはメキシコ系移民の娘ですが、日本の血の入った子供は、産まれれば収容所へ入れられてしまいます。
ザ・テラーS2不名誉第2話「悪魔はまだ地獄にいる」ネタバレ版
以下はネタバレです。
読みたい人はタップで開いてください。
ザテラー シーズン2不名誉第2話「悪魔はまだ地獄にいる」時点の登場人物相関図
2話で相関図はこう変わりました。
点線枠は死んだ人。
ザテラー シーズン2不名誉第2話までの謎を整理
一世の秘密
ターミナル島の日系一世たちは、何かの秘密を共有しているように見えます。
それも二世世代が生まれるよりずっと前、日本にいた頃のことです。
第1話のマサヨさんの葬儀中、アサコが「日本からの悪い兆し…」と言い出した時、夫ヘンリーは「何十年もたって、こんなに離れているのに」と答えています。
今度はウィルソンがユウコを見て不可解な行動を取りました。
そして島の日系人にもユウコにもかすかに関西風の訛りがあります。
1話までで日本時代に起きた出来事とユウコが関わっているであろうことは想像がつくのですが、2話ではウィルソンの言動から、それは特にチェスターに関係することで、ウィルソンの長男ウォルトとは関係が薄いことが分かりました。
秘密を知る人知らない人
その「何か」をヘンリーとウィルソン、その妻アサコとフミは知っているように見えます。
失明したヒデオは、意外にもユウコを知らないと言っています(真偽はまだ不明です)
でもヒデオの妻マサヨの自殺自体が、原因不明です。
チェスターは堕胎薬を作ったからだと考えていますが、はっきりしたことは分かっていません。
ユウコが現れるようになったのはマサヨの自殺以降のことで、何か関係があるように感じられます。
マサヨとユウコとの間には何かがあったけれどもヒデオはそれを知らないのかもしれません。
ヤマトさんは、ヘンリーたちよりも先にアメリカに渡って来ているので、何も知らない可能性も充分あります。
ユウコの目的は何か
ユウコが怪奇現象を起こしていると仮定した場合、島の日系人を恨んでいてのことのように感じられます。
でも、だとするとなぜ、缶詰工場の白人仲買人グリチャックを死なせたのでしょう。
そう単純なことではなく、もっと複雑な事情か策略があるのかもしれません。
第3話はこちらに