ミスター・メルセデス シーズン1第10話最終回「勝者の囁き」あらすじ感想など
「ミスター・メルセデス」は、スティーブン・キング原作のミステリー小説のドラマ化作品です。
ドラマ「ミスター・メルセデス」シーズン1各話のあらすじ感想などをまとめていきます。
今回は第10話「勝者の囁き」。シーズン1最終回です。
第9話はこちらに
Contents
前回までの登場人物相関図
第9話終了時点で相関図はこうなっています。
タップで拡大してください。
10話終了時の相関図は下の方にあります
各登場人物について詳しくはこちらに
ミスター・メルセデス第10話最終回「勝者の囁き」のあらすじネタバレなし版
ブレイディの家の焼け焦げた遺体が本人だったのかどうか、まだ確定できていません。
ロビーが出勤しないのを不審に思ったジョシュが警察を呼び、家を調べると、血を拭きとった跡が発見されました。
ロビーの身長は、遺体と一致します。
焼かれた遺体はロビーで、メルセデスキラーはまだ生きていると考えざるを得ません。
美術館の着工式と同じ日に就職フェアも開催されます。
その頃ブレイディは、爆弾を準備し、頭を丸めています。
着工式と就職フェア。
ブレイディはどちらを狙うのでしょう。
ミスター・メルセデス第10話「勝者の囁き」のあらすじネタバレ版
最終話を詳細にネタバレしています。
ネタバレを読みたい人はタップしてください。
これでシーズン1は終わりです。
シーズン2第1話はこちらに
ミスターメルセデスシーズン1終了時の登場人物相関図
シーズン1が終わりました。
最終的な相関図はこうです。
相関図でネタバレしてしまうので、未見の人はあまりよく見ないほうがいいかも。
↓タップで拡大してください。
Mr.メルセデスS1第10話「勝者の囁き」の感想など
シーズン2はいらない気が
ここでおしまいでよかったのに。
ここで終わった場合、「なぜホッジスはブレイディの今度の狙いが就職フェアでなく着工式だと分かったのか」が、物語の大きなポイントになります。
ホッジスが悪夢を見たのは、周囲の人たちを心配していたからこそです。そうすると、愛する人を守ろうとする心が憎しみで動く殺人鬼に勝ったというお話として綺麗にまとまります。
「愛」とか「守る」とかそれ系のことをあまりベタベタ表現せず、これくらい渋めに出すドラマだったらすごくよかったのになーと思うのですが…
ブレイディに道理はない
それにしてもブレイディは訳の分からない奴です。
ビデオメッセージでは「死後の世界はなく、死んだら闇があるだけ」と言っていますが、ならどうやってママちゃんと再会するの?
ロビーをデボラに抱きつくような格好で寝かせることのできるその感覚も理解できません。
ブレイディは元々ロビーを嫌っていたと思います。
母親のデボラのことは愛していたでしょう。ゆがんではいても。
嫌いな奴の死体が自分の親に乗っかってるなんて私だったら絶対いやです。
ブレイディのすること、言うことには何かと矛盾があり、結局のところ全部自分の残忍さを正当化するためにその場その場でひねり出している臨時的な理屈に過ぎないのですよね。
ドラマ「ミスターメルセデス」シーズン1で学んだこと
- 眉剃りの変装効果は絶大
- 31歳と聞けば31歳に見えてくる
- 家でもスーツで過ごすことで前立腺肥大は改善する
3つ目は、わりと本当にそうかも。
実際には治ったわけではなく、スーツで過ごす必要もないと思いますが、グズグズの爺さんになりきっていたホッジスが、やるべきことを持って以来シャン!として若返ったのかなと。
ミスターメルセデスのシーズン2と三部作の二作目は違う
ドラマ「ミスターメルセデス」は、この後シーズン3まで進みます。
ドラマのシーズン2はキングの原作三部作の三作目「任務の終わり」が使われています。
小説「任務の終わり」についてはこちらに書いておきました。
で、三部作の二作目「ファインダーズ・キーパーズ」が、ドラマのシーズン3になります。
小説「ファインダーズ・キーパーズ」についてはこちらに
原作をすべて読みましたが、確かにここは順番逆になってもなんとかなります。
私としては原作の三部作では「ファインダーズキーパーズ」が一番面白いと思いました。
ドラマは…
正直なところ、シーズン2以降はそれほど面白くありません。
おすすめしたい鑑賞方法は
シーズン1(ミスターメルセデス)はドラマか小説のどちらかを
↓
シーズン2以降はドラマを見ずに、「ファインダーズ・キーパーズ」「任務の終わり」原作を読む
という変則ルートです。