「任務の終わり」Mr.メルセデスS2の原作小説の登場人物とあらすじ
ドラマ「ミスター・メルセデス」は、スティーブン・キングの同名小説を原作としています。
原作の「ミスター・メルセデス」は、「ファインダーズ・キーパーズ」「任務の終わり」と続くホッジス三部作になっています。
ドラマのシーズン1は、三部作の一作目をドラマ化したものでした。
で、シーズン2に続くのですが、S2の内容は3作目の「任務の終わり」です。
「ファインダーズ・キーパーズ」どうなるん?と思っていたら、シーズン3の制作が決定しました。
S3が「ファインダーズ・キーパーズ」です。
「ファインダーズ・キーパーズ」についてはこちらに
「ファインダーズキーパーズ」にはあまり登場しなかったブレイディが、再度メインキャストになるのが「任務の終わり」です。
ドラマ「ミスター・メルセデス」シーズン2は、原作「任務の終わり」と異なる点が多いです。
この記事は、小説の「任務の終わり」について書いています。
任務の終わりの登場人物
ミスターメルセデスから継続している登場人物
ビル・ホッジス
言わずと知れた主人公(小説では「ホッジズ」と表記)
メルセデス事件を担当していたが、犯人逮捕は叶わず引退。
その後、同事件の犯人が企てる新たな惨劇を阻止。
今ではホリーに心配されるほど痩せている。
ホリー・ギブニー
Holly and Hodges are ready for a new case. Mr. Mercedes is back September 10th. pic.twitter.com/Azk3vbzQH1
— Mr. Mercedes (@MrMercedesTV) June 24, 2019
メルセデスアタックに車を使われた女性(オリヴィア)のいとこ
発達障害があり、他者とのコミュニケーションは苦手だがホッジスには心を開いている。
コンサート会場で観客を巻き添えに爆弾自殺しようと企むブレイディの頭を殴って止めた。
現在はホッジスの探偵事務所「ファインダーズ・キーパーズ」で働いている。
原作小説では40代後半の設定(ドラマでは35歳)
ジェローム・ロビンスン
ホッジスの庭の芝を刈るバイトをしていた青年
コンサート会場事件では、ホッジスとホリーをアシストしてホリーとともに表彰された。
今は大学生になり、実家を離れている。
優秀で人柄も良く前途ある青年。
バーバラ・ロビンスン
ジェロームの妹
母ターニャとともにホリーと親しくしている。
ピート・ハントリー
ホッジスの警察時代の相棒
間もなく引退するピートの慰労パーティではホッジスがスピーチする予定。
イジー
ホッジス退職後のピートの相棒
ブレイディ・ハーツフィールド
'Mr. Mercedes’ Renewed for Season 3 at Audience Network https://t.co/fnaujQ7jRp pic.twitter.com/5GC3bX0zTv
— Hollywood Reporter (@THR) November 19, 2018
メルセデス事件の犯人
次なる大量殺人として自爆テロを計画したが、寸前にホリーに頭を殴られ意識を失う。
植物状態でカイナー記念病院に収容されていたが、最近目覚めたところ。
フレディ・リンクラッター
ブレイディがPC販売店で働いていた頃の同僚女性
同性愛者で、ドラマ「ミスターメルセデス」のルーがこの人に相当するものの、キャラは全然違う。
フレディは、最初からブレイディを「気味の悪い奴」と思っていて、ブレイディもフレディを「おかしな男女」と思っている。
ドラマの二人の間にあった友情らしきものは微塵もない。
「任務の終わり」で新たに登場した人物
カイナー記念病院関係者
フェリックス・バビノー
ブレイディの担当医
図書館アル
ブレイディの入院するカイナー記念病院の看護助手
「図書館アル」と呼ばれるのは、いつもカートに本を積んでいて、退屈する患者に貸し与えているから。
ルース・スキャベッリ
カイナー記念病院の看護師長
セイディー・マクドナルド
カイナー記念病院の看護師
ノーマ・ウィルマ―
カイナー記念病院の看護師
メルセデス事件関係者
マーティーン・ストーヴァー
メルセデス事件の被害者
ジャニス・エラートン
マーティーンの母
任務終わりのあらすじ ネタバレなし
メルセデス事件被害者の自殺と「Z」
電話の向こうでピートが「すぐ来てくれ」と言うので、ホッジスは順番の近づいている診察をすっぽかして病院を出ました。
メルセデス事件の被害者で、首から下が動かなくなった女性マーティーンと介護していた母ジャニスが遺体で発見されたのでした。
母親による無理心中とみられます。
ホッジスに同行したホリーは、自殺の現場となった家のカウンターに「Z」の文字が書かれているのに気付きます。
ブレイディ
On to the next one. #MrMercedesTV pic.twitter.com/4z83pSjcJe
— Mr. Mercedes (@MrMercedesTV) February 18, 2019
メルセデス事件の犯人ブレイディ・ハーツフィールドは、カイナー記念病院に入院しています。
イベント会場で自爆テロを起こそうとしたところ、ホリーに頭を殴られて以来植物状態だったのですが、今では意識を取り戻しています。
主治医のバビノーは、ひそかに投与した未認可の薬剤の効果だと得意顔ですが、違法な人体実験の成果を公表することはできません。
もっとも、今もブレイディは、わずかに手指が動かせるだけで、自力歩行する力もありません。
時々不明瞭な言葉を発しますが、たいていは一日中椅子に座って窓の外を見ているか、お気に入りのゲーム機「ザビット」の画面を眺めているだけです。
でも看護師たちはブレイディに怯えています。
その病室では、勝手に水道の水が流れ出したり、ブラインドがカサカサと音を立てたりすると噂になっているのです。
ホッジスのカルテ
ホッジスが待合室から消えた病院では、スタモス医師が難しい顔でホッジスの検査結果を睨んでいます。
診察を受けずに帰ってしまったホッジスにどうしても伝えなければならないことがありますが、何度経験してもこの告知に慣れることはありません。
一方ホッジスは、Zの自殺にただならぬ何かを感じていて、ドクターとの面会を先送りにしてしまいます。
任務の終わりとは
アメリカでは退職のことをEnd of watch(任務完了)と言うそうです。
でも、引退後にメルセデス事件の犯人からコンタクトを受け、新たな事件に巻き込まれたホッジスは、「任務が終わることはない」と痛感しています。
そんなホッジス刑事の「任務の終わり」とは?
ホッジス三部作は、本作で完結します。
ホッジスは、あの忌まわしい任務を完了できるのか。ホッジスの刑事人生は、まっとうされるのか。
それを描いたのが「任務の終わり」です。
ドラマ版ミスターメルセデス シーズン2第1話詳細はこちらに
「任務の終わり」の感想など
一部ネタバレしています。
知ってしまっても差し支えのないネタバレとは思いますが、念のため見えないようにしておくので、読む人だけタップで開いてください。
ドラマではシーズン3、原作小説では2作目の「ファインダーズ・キーパーズ」についてはこちらに
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