いだてん東京オリムピック噺3話あらすじ感想と見逃した時の対処法など
2019年1月からスタートした大河ドラマ「いだてん～東京オリムピック噺（ばなし）」
第3話「冒険世界」のあらすじを紹介します。
ネタバレしているのでまだ見ていない人は気を付けてください。
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（現在4話から10話は配信を停止しています）
Contents
いだてん～東京オリムピック噺（ばなし）第3話「冒険世界」あらすじ
前回までのいだてん
日本初のオリンピックマラソン代表金栗四三（中村勘九郎）。
体の弱かった四三も毎日走って遠距離通学するうちに丈夫になり、士官学校を志願するまでになりましたが、視力検査で落とされてしまいます。
落胆する四三に村の医師の娘スヤ（綾瀬はるか）は「夢の終わりは、他の夢の始まりだ」と話します。
金栗四三、東京へ
士官学校の入学試験に落ちた四三は、嘉納治五郎（役所広司）の師範学校への進学をめざします。
子供の頃、父親に連れられて行った治五郎の学校で抱っこしてもらえなかったことを四三はずっと気にしています。
四三にとって嘉納治五郎は、単なる憧れ以上の存在です。
すぐそこにいる治五郎をちらりと見るだけで、本来の目的だった抱っこをしてもらえなかったあの日を乗り越えなければ、一人前になれない気がしているのです。
治五郎の気持ちを兄実次（中村獅童）はどう解釈したのか、「嘉納治五郎を超えようとは大した男だ」と四三の背中を押します。
東京へ向かう鈍行列車の同乗者は文学青年の美川（勝地涼）。
2日かけてようやく東京新橋に着いた赤ゲットのふたりは、浅草まで足を伸ばしますが、乗り換えの途中で四三は財布をスられてしまいます。
以来四三は電車が大嫌いになり、東京でも韋駄天通学をすることになりました。
学長嘉納治五郎と舎監永井道明
#いだてん 第3回 「#冒険世界」いかがでしたか？
「#痛快男子十傑」で #運動会の覇王 と称された #三島弥彦。当時も「◯◯男ランキング」は人気企画だったんですね！
ちなみに、一般学生部門の１位は日本初の応援団長 #吉岡信敬 でした💪🏽 pic.twitter.com/RtpBDZkZ8f— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2019年1月20日
寄宿舎の舎監（寄宿舎監督）は、スウェーデン体操と肋木の永井道明（杉本哲太）。
厳しい舎監で、世俗的な雑誌「冒険世界」を持っているだけで肋木に吊るされてしまいます。
師範学校では、柔道部か剣道部に所属することが義務付けられています。
四三が選んだのはもちろん治五郎の柔道ですが…あまり強くはないみたいです。
四三と春野スヤ
夏休み。
熊本に帰省した四三は、春野医師の娘スヤと再会します。
以前と変わらず明朗で快活なスヤは、音痴で笑われるのだという四三に、「好きに歌ったらいい」と言い、四三は強く頷きます。
スヤはもうすぐ女学校を卒業し、名家の御曹司とお見合いすることが決まっています。
四三にはどうすることもできず、淡い恋心は胸にしまっておくほかありません。
スヤはどうだったのでしょう。
夏休みが終わって東京へ戻る四三の列車を自転車で追いかけてきます。
懸命に自転車を漕ぐスヤは、「自転車節」を東京で歌ってねと叫んでいます。
四三さんの思うように歌ったらいいと話したあの歌を。
見ている私たちにはスヤも四三を好きだったのだろうなと分かりますが、四三本人は気付いていたのかな？
#いだてん 第3回をご覧いただきありがとうございました。#スヤ 役の #綾瀬はるか さんがSL列車と並走するシーンは、リハーサルなしの一発撮り。時速はおよそ30km🚲
カットの瞬間、拍手が湧き上がりました👏🏻 pic.twitter.com/hGiX5B7Otg— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2019年1月20日
金栗四三マラソンと出会う
東京へ戻った四三は、また美川に連れられて浅草を訪れます。
美川は美しい女郎小梅（橋本愛）に心を奪われ、四三を置いて行ってしまいました。
苦手な都会の雑踏に取り残された四三の前に東京天狗三島弥彦（生田斗真）が現れます。
弥彦は大変な人気で、登場するや「T・N・G！」コールが。
弥彦が銃を発砲すると大勢の青年が一斉に駆け出し、何事かと立ち尽くす四三の横を進んでいきます。
今日は浅草大競走会。
彼らはマラソンの選手たちだったのです。
毎日走っている四三でしたが、それは移動手段でした。
いだてん金栗四三は今、走ることを目的とする「マラソン」を知ったのです。
嘉納治五郎がオリンピックの夢を語り、古今亭志ん生（森山未來）が落語に目覚めた頃、今から110年前のことです。
いだてん3話「冒険世界」感想など
治五郎の学校へ行くために上京する四三を送り出す兄実次の器の大きさが印象的な回でした。
「四三を治五郎に抱っこしてもらった」という父の嘘を見抜いていながら、気付かぬふりを続けた実次には、若いころから病弱な父に代わって家を守る者としての自覚があったのでしょう。
事情が違えば彼自身が世に出ることもある人だっただろうにと感じさせる実次が四三に賭ける夢に四三も気付いています。
「何かに熱中しろ」という実次の言葉が、初めて知るマラソンによって結実する場面はとてもうれしく胸が踊ります。
四三の幸福はこれでほぼ確定しました。
「走っとけばだいたいのことはうまくいく」
経験的にそう思います。マジですよ。
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