ミスター・メルセデス シーズン1第8話「灰の中から」あらすじ感想など
「ミスター・メルセデス」は、スティーブン・キング原作ミステリー小説のドラマ化作品です。
ドラマ「ミスター・メルセデス」シーズン1各話のあらすじ感想などをまとめていきます。
今回は第8話「灰の中から」です。第7話はこちらに
Contents
前回までの登場人物相関図
第7話終了時点で相関図はこうなりました。
タップで拡大してください。
8話終了時の相関図は下の方にあります
登場人物解説とキャストはこちらに
ミスター・メルセデス第8話「灰の中から」のあらすじネタバレなし版
夕食を作るデボラが、冷蔵庫にあるひき肉に気付きました。
覚えのない肉ですが、まだ傷んではいないようです。
作っていた炒め物と一緒に焼くと悪くありません。
デボラは、地下室に籠っているブレイディを食事に呼びに行きました。
ホッジスは、アイダの車で娘のアリーの入所している施設へ急ぎます。
「まだ退院するな」と伝えるためです。
一方ホリーは、オリヴィアのパスワードを破るのに成功しました。
デスクトップにぽつんと置かれた暗号化ファイルを開くと、オリヴィアの聞いたはずの「声」が再生されました。
ミスター・メルセデス第8話「灰の中から」のあらすじネタバレ版
8話を詳細にネタバレしています。
ネタバレを読みたい人はタップしてください。
ミスターメルセデスシーズン1第8話までの登場人物相関図
8話時点での登場人物とそれぞれの関係はこうなりました。
相関図でネタバレしてしまうので、未見の人はあまりよく見ないほうがいいかも。
↓タップで拡大してください。
Mr.メルセデスS1第8話「灰の中から」の感想など
アイダという得難い隣人
アイダの親身さの光る回でした。
ジェイニーは、ホッジスの車で死にました。
自宅も安全とは思えないはずですが、心配して来てくれる隣人ってそうはいないと思います。
ピートとイジーが、ホッジスと連絡を取りたいと言っている場面のアイダは、鼻白んだ顔をしています。
ただの世話焼きのオバさんなら、警察に協力を頼まれたらふたつ返事でそれを引き受け、しなくていいことまでしそうなものですが、この時のアイダは違いました。
ホッジスにしてみれば、以前から周囲で起きる怪しい出来事を話していたのに真面目に取り合わなかった警察に今さら「大至急」と騒がれても、気持ちよく応えられるものではありません。
そんなホッジスの心情をアイダが代わりに表現してくれているように見えます。
「仕方ない」と言うホッジスに「アイルランドの男はみんなそうなの?」とはっぱをかけてくれるところも、「もう死んだも同然」と言うホッジスに「あなたは元気よ」と目を覚まそうとしてくれるところもすごくいいです。
ホッジスは、いい加減アイダの良さに気付けよ。
予想していたことの中の予想外
ブレイディの毒入りハンバーグをデボラが食べてしまうであろうことは、大体予想がついていた人が多いと思います。
でもあんな壮絶なシーンを見ることになるとは…
ブレイディが家に帰ったら死んでた。みたいな展開になると思っていたので、救急車を呼ぶのをやめるだとか、そんなことまで起きるとは思いもしませんでした。
ブレイディはこれまで、憎い相手と憎くもなんともない相手を殺したことはありましたが、たった一人の愛する人まで殺してしまいました。
最後にデボラに話している言葉から、ブレイディは「何か」をして死ぬつもりでいるように感じられます。
どうしてこういう人って自分一人が死ぬことを考えないのでしょう。
後世に名を残したいならさ、誰も考えつかないような独創的な方法で死ねばいいじゃん。
殺人のマスターピースよりも自殺のマスターピースを…
ああ。これもダメですね。マネする人が現れて社会問題化するわ。
第9話はこちらに
「Mr.メルセデス」シーズン1は全10話。残り2話です。