「キャッスルロック」シーズン2第9話あらすじ-爆弾ベストの細工と疾走列車前横断

2020年3月8日

キャッスルロック」シーズン2

キャッスルロック400周年の記念式典の日。

1619年の死から蘇った入植者たちは、黒い天使の像のもとに住民たちを集め、最後に目覚めるアミティを迎える準備を整えました。

ジョイはアンとはぐれ、アミティの器になるべくマーステンに捕らえられています。

町では、ナディアを殺しに来たクリスが薬によって彼自身に戻り、死霊と戦って死にました。

ここまでが第8話。

では第9話「空っぽの人生」のあらすじなど。

キャッスルロックシーズン2第9話あらすじネタバレなし版

キャッスルロックシーズン2第8話の詳細はこちらに

 

エルサレムズロットの町は静かで、誰もいないかのよう。

町の400周年式典が始まる頃、「音」を聞いた人は吸い寄せられるようにパレードに加わったといいます。

町に残るのは音の聞こえなかった人だけ。

エースの手下が家々を回り、そうした住人を殺しています。

ポップナディアアブディチャンスの4人は、店に避難しました。

ポップはこの土地の最初の入植者たちの話を始めます。

一年目の冬に骨も残さず全滅したとされる彼らは、今もここにいる

「死んだ前刑務所長レイシーはそれを知っていた」

古物商のポップは、パングボーン元保安官の遺品を買い取っていて、中にあったレイシーからの手紙を読んでいました。

式典でエースによって除幕された天使像の顔が、レイシーが便箋に描いていた青年と同じだったので、ポップは町に起きる奇怪な出来事と地下牢の青年の間に深い関係があることに気付いたのです。

 

セキュリティシステムが店の地下の異常を告げています。

誰かいる。

4人は銃を握りしめました。

 

キャッスルロックシーズン2第9話あらすじネタバレ版

キャッスルロックシーズン2登場人物相関図

 

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以下ネタバレです。

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ネタバレを読む

レイシーの手紙

未亡人の記憶

杖の老婦人が介護施設の部屋で殺されました。

婦人は自殺したショーシャンク刑務所の前所長レイシーの奥様です。

器となって復活した婦人にエースが尋ねます。

レイシーが地下に監禁していた我々の天使の居場所を教えて欲しい」

婦人はそれを知りません。

レイシーは青年について奥様には何も話していませんでした。

ただ、レイシーがパングボーンに手紙を書き送っていたことは知っています。

そしてパングボーンの死後、手紙を古物商のポップが買い取ったことも。

エースは満足げに頷きました。

手紙の意味を理解するポップ

キャッスルロックとエルサレムズロットの400周年合同記念式典の日、エースは教会前で黒衣の天使像を披露しました。

すると集まった人々は時間が止まったようにその像に見入り、広場は水を打ったように静まり返ります。

ただひとりポップだけが、驚愕の表情で走り出したのでした。

ポップは、店に戻るとレイシーの手紙を広げます。

そこに描かれた青年の絵は、天使像と同じ顔でした。

マーステンでエースと行動を共にする連中、彼らの天使、刑務所地下牢にいたという青年。

これらをつなぎあわせるとおぞましい真実が浮かび上がります。

 

エンポリアム・ガローリアムへの籠城

今起きていること

駆け付けた病院は暗く、廊下にはナディアの慟哭が響いています。

ポップが見たのは、クリスの遺体を抱いて泣くナディア

悲しみにくれて病院を出ると、チャンスがバイクで走って来るところでした。

奴らが町へ来て、残っている人を殺してる

チャンスがそう話している間にも背後から車が迫って来ます。

3人はポップのトラックに乗り込み、カーチェイスはエンポリアム・ガローリアム前の銃撃戦へ。

「車が見えたので飛んで来た」と言うアブディの助けによって、4人は店に避難することができました。

シャッターを締め切った店でポップは3人に説明します。

レイシーの手紙のこと。400年前に全滅した入植者たちは今もここにいること。

にわかには信じがたい話です。

なぜ音の聞こえる人と聞こえない人がいるのかも分かりません。

でも、町の異常事態は事実であり、レイシーの言っていた通り、ポップの理解の通りなのだと、つまり…

1619年の死者が現代人の遺体を乗っ取って蘇り、町を奪おうとしているのだと信じるほかありません。

地下室の侵入者

店の出入り口に爆弾を仕掛け、賊の侵入を防ぐエンポリアム・ガローリアムのセキュリティシステムが、地下の異常を知らせています。

それぞれに銃を持って地下へ降りた4人が発見したのは、意外な侵入者でした。

両手を上げ、攻撃の意思のないことを示す3名は、看護師のエブリンジャマール、それにアンです。

「奴らの手引きなしにここまで来られるはずがない」と言うナディアにアンは「現れる敵を殺しながら来た」のだと答えます。

3人は個別に尋問されることになりました。

エブリンの証言
  • メロウタイガーにいた
  • 突然全員が同じ方を向いて、パレードの列に加わるために出て行った
  • 何か聞こえたようだった
  • 私には何も聞こえなかった
  • その後、ふたりの男女が入って来て銃を乱射した
ジャマールの嘘
  • モールの客がみんな出て行った
  • 音の聞こえなかった自分は取り残され、偶然アンとエブリンに会った

でもポップは、ジャマールがいつものピアスをしていないのに気付きます。

3日前にはピアスをしていたはずの耳に今はピアスホールすらない。

ジャマールがマーステンの一味だと見抜いたポップでしたが、そこで咳き込み、ジャマールに襲い掛かられてしまいます。

ハンマーを握るジャマールの手がポップの頭に振り下ろされようとするその時、後ろからナディアがジャマールの肩を撃ち、拘束

ハルドールを注射すれば、本来のジャマールが戻って来て奴らのことを教えてくれるでしょう。

アンの告白
  • 私には音は聞こえない
  • でもジョイには聞こえていて群衆について行ってしまった

ジョイ救出を急ぐアンは、ポップに「あんたの甥が元凶だ」と言い、「私がエースを殺した」と告白します。

モール予定地の穴にエースの死体を捨てたことも、その穴からマーステンへの地下道があったことも。

ポップは、それを絵に描かせました。

 

エースの取引

エースが仲間を引き連れて店の前にやって来ました。

トランシーバーでポップに持ち掛ける取引は

レイシーの手紙を渡せばナディアたちの命は助ける

 

55分後のチャンス

ナディアは、列車の通過時刻を知らせるメモを見つけます。

その列車は全長が1.5kmあり、通過には30分かかります。

列車の前を走って線路の向こう側に渡れば、エースたちから逃げ切ることができるでしょう。

到着は55分後。

「誰も置いて行かない」とナディアは宣言します。

余命いくばくもないポップも、一度は死んだジャマールもです。

 

アンの余計な殺人

今すぐジョイの居場所を知りたいアンは、拘束されているジャマールの部屋へ単身で入って行きます。

ジャマールは何も話しません。

だって今はハルドールが効いていないから…

「あの館で分かった。あなたたちには話が通じない」

え?だからハルドールで元の人格を呼び戻さないと…って、さっきのナディアの話聞いてませんでした?ねえ…

よせばいいのにジャマールが言います。

「娘はあんたといて幸せか?」

アンはナディアの用意していた注射器に手を伸ばしました。

ああ覚えてたのね。よかった。

でもそれ薬入れてない空のシリンジなんじゃ…

アンは、注射器を握った両手を高く振り上げ、ジャマールの左右の目に突き刺しました。

これで人が絶命するものか疑問ではありますが、ジャマールは死んでしまいます。

まあ蘇った人んちの生命力弱いからね…

これで、ジョイの居場所も奴らの弱点も聞き出すことができなくなりました。

アン…

ジャマールの断末魔の声を聞いて全員が部屋へ集まりますが、ポップがハルドールのバイアルをふたつポケットに入れるところは誰も見ていませんでした。

 

老獪ポップの爆弾ベスト

アブディに「あんたは俺を不幸にした」と言われ、ナディアには「これが済んだらあなたを忘れる」と宣告され、「愛情から反抗していたんだ」と打ち明けるエースはもう死霊におとされているポップは、覚悟を決めます。

レイシーの手紙を燃やしてしまうと、爆弾を仕込んだベストを着こみ、リモコンボタンを用意しました。

手紙が消えてしまえば、エースはポップの記憶を頼るしかなくなります。

一度殺して器にすれば口を割るだろうと考えているでしょう。

でも爆破されてバラバラに飛び散った死体は器に再生できないでしょう。

エースは、ポップの爆死を阻止しようとするはず。

ならばリモコンを手にエースを引き留め、ナディアたちを線路の向こうに逃がす時間を稼げます。

ポップはみんなが地下へ移動したのを確かめると素早くドアを閉め、中から鍵をかけました。

ひとりになると脚にハルドールを注射

そしてリモコンの電池を抜きました

!!!

老獪ということをこんなにもかっこいいと思ったことはありません。

ポップあんたは最高のおっさんだ。

 

地下の戦闘

ナディアとアン、エブリン、チャンス、最後尾をアブディが銃を持って進む地下室にも、もう敵が入ってきています。

何人いるのか、そこここに潜む敵を倒しながらの脱出は難渋し、エブリンは途中で死にました。

 

リモコンとパイプ

とうとうポップとエースが対峙します。

爆弾ベストのリモコンを手にするポップにエースは手出しできず、「永遠の命が欲しくないのか」と心変わりを促しています。

列車の汽笛が聞こえてきました。

エースを引き留めきったポップは、電池の入っていないリモコンを押します。

エースは大声を上げて止めますが、もちろん起爆しません

リモコンの不具合と見せかけ、ひとしきり自分の失敗を笑うと、いつものパイプをくわえるポップ。

エースも笑っています。

伯父と甥はしばし大麻の煙越しに微笑み合い、エースの「またな」という言葉を合図にポップは頭を撃ち抜かれました。

 

線路の向こう

ナディアたちは、列車の前を走って線路の向こうに逃げるのに成功しました。

ナディアがトランシーバーで呼ぶポップは応答しません。

ポップが何をしたのか分かっているアブディが、ナディアの肩にそっと手を置きました。

 

 

参考:レイシーの手紙はシーズン1で読み上げられています

パングボーンが焼いた手紙が存在する

レイシーがパングボーンに送った手紙をポップが持っていたとは意外でした。

刑務所地下に再び閉じ込められていたはずの青年は(S1第10話)、今はどこにいるのか分かりませんが、レイシーの手紙には彼を探すヒントが書かれているのでしょうか。

手紙のうちの一通はシーズン1に登場していて、全文が公開されています。

とても重要なことが書かれていますが、実はその手紙はパングボーンが焼いてしまっているのです。

なのでポップはこの手紙を読んでいないことになりますが、全文をこちらに書いておいたので興味ある方はどうぞ。

手紙の内容は 「4 キャッスルロックの謎4:レイシーのナレーション」に書いてあります。

上記の手紙が出てくるのはシーズン1の第2話です。

キャッスルロックシーズン2第9話の感想

エース?

エンポリアム・ガローリアムでポップと話したエースは、本当にオーギュスタンでしょうか。

エース自身だったように思えてなりません。

エースの実の父は、ポップの義理の弟。

ポップの妹ブレンダをDVで死なせて服役しているジョンです。

人々から慕われるポップはエースにとっても憧れの存在、誇らしい伯父だったことと思いますが、自分の実父がこの人の妹を殺したというコンプレックスがエースをさいなみ、素直な子でいられなくさせていたのでは?

そこへソマリアの兄妹がやって来て、ポップがふたりのほうに目をかけているように見えたら、ひねくれた態度ばかりとってしまうのも理解できます。

弟のクリスがまっすぐに育ったのは、兄エースがそうしたネガティブな要素を吸い取っていたからなのかも。

爆弾ベストのポップを死なせまいとしたのは、レイシーの手紙の内容だけが理由でしょうか。

ポップが復活できなくなること自体を避けたかったのでは?

撃ち殺す前のポップを見るエースの目には、親愛の情があふれていました。

器としての第二の人生でポップとの関係をやり直せると信じている。そんな表情に見えます。

 

シーズン2は次で終わりです