いつだってやめられるVol.1-7人の危ない教授たち登場人物あらすじ感想など
イタリア(2014年)の映画「いつだってやめられる 7人の危ない教授たち」は、低所得に困窮する7人の学者が新しい化合物を作って儲ける物語です。
出だし部分はブレイキング・バッドと似た感じ?でもストーリーは全然違っていて、こちらもとても面白い!
好評で3作品の制作された「いつだってやめられる」シリーズ最初の映画、ピンクの「いつだってやめられる-7人の危ない教授たち」の登場人物とあらすじなどをまとめます。
Contents
- 1 いつだってやめられるVol.1登場人物
- 2 「いつだってやめられる」あらすじ…と言う名の事業の開始→隆盛→終焉まで
- 3 「いつだってやめられる 7人の危ない教授たち」の感想など
- 4 「いつだってやめられる」3部作
いつだってやめられるVol.1登場人物
登場人物相関図
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各登場人物詳細は下に
貧乏博士ギャング団構成員リーダー:ピエトロ・ズィンニ
演:エドアルド・レオ
神経生物学者
大学で教鞭をとりながらノーベル級の研究成果を挙げた(自称)が、研究内容が難しすぎて誰にも理解できず、大学との契約も解除される
自宅で補習している生徒たちは揃って授業料を滞納。
ピエトロはアパートのエレベーター代が払えない状態に
ピエトロの周辺人物:セータ教授
演:セルヒオ・ソリ
ピエトロの上司にあたる教授
ピエトロの周辺人物:ジュリア
梅宮アンナ系ラテン美女。髪はストレートのセミロング
ピエトロと一緒に暮らしている
民生委員でドラッグを憎んでいる
ピエトロの周辺人物:ヴィットリオ
弁護士
Vol.1では本人の登場はない
ピエトロに弁護士を抱えるお金があるとも思えないので、学生時代の友達とかでしょう
ピエトロの周辺人物:マウリツィオ
ピエトロに補習を受けている男子生徒。
両親は航空事故で死亡し、勉学のためウエイターのバイトに励んでいるというマウリツィオに、ピエトロは補習の授業料を強く督促できない。
製剤担当:アルベルト
ふっくらと丸い人
計算科学者
研究では食えず、中華料理屋で皿洗いをしている。
ウエイターに昇格するのが夢
アルベルトの周辺人物:パプリカ
ブロンドのロシア人女性
パーティでアルベルトと知り合う
美しい!
営業担当マッティア
銀髪の巻き毛の人
ラテン語学者
ガソリンスタンドの夜勤
営業担当ジョルジョ
黒髪ヒゲにメガネの人
ラテン語学者
ガソリンスタンドの夜勤
ジョルジョとマッティアの周辺人物:アリ・カーンさん
勤務先のガソリンスタンドのオーナー
マーケティング担当アンドレア
黒い短髪にヒゲの人
人類学者
文化人類学論文の評価は高いが、稼ぎはない
ボディランゲージなどを指導し、教授らをギャング団に見えるよう監督しながら、マーケティング部門を受け持つ
輸送担当アルトゥーロ
ひと際年長で役所広司とアル・パチーノをベースにニコラス・ケイジをちょい混ぜた顔の人
考古学者
工事現場で遺跡が出ると現場監督として呼ばれるが、非常勤のため今も両親と同居している
ローマ市内の制限区域に車両で乗り入れできる権限を持つ
財務担当バルトロメオ・ボナッチ
額の真ん中あたりで切った前髪ともみあげの長さが特徴
数理経済学者
ギャンブルに数学を応用しようとするがうまくいかず、ロマの彼女アンジェリカのヒモのような生活をしている
バルトロメオの周辺人物:アンジェリカ
バルトロメオの彼女
バルトロメオに金品を与えているようだが貢ぐのが好きなわけではなさそう。
バルトロメオの周辺人物:ロマの人々
「ロマの人」と呼ばれるバルトロメオの彼女とその一族
左からピエトロ、アンドレア、アルベルト、バルトロメオ、マッティア、アルトゥーロ、ジョルジョです。
1/12(土)より『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』の上映が始まります!
本作は、只今当館で上映中のイタリア発痛快コメディ『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』の続編です🇮🇹
一作目でハマった人は見逃せませんよ~👍
一回目13:30~、二回目20:00~
一週間のみの上映です! pic.twitter.com/fozv4kv4bc— キネマ旬報シアター (@kinejun_theater) 2019年1月9日
番外マルティネティ
当初財務担当候補として名前が挙がったが、北極海にタラ漁に行っていて半年帰らないので無理だった
ムレーナ
右の眉がない
ドラッグ界の謎の大物
「いつだってやめられる」あらすじ…と言う名の事業の開始→隆盛→終焉まで
新分子構造のドラッグ(合法)製造販売プロジェクトのスタートアップ
キックオフミーティング
マッティアとジョルジョの雇用主アリ・カーンさんの従業員用施設を借りて行う。
資金調達
バルトロメオがアンジェリカを拝み倒して借りる。
商品製造
資材調達と製造プラン
以下ネタバレです。
「いつだってやめられる 7人の危ない教授たち」の感想など
すごく面白くて3作一気に見ました。
教授たちの浮世離れした様子だとか、自分の専門分野以外のことには興味を持とうとすらしないところだとかにリアリティを感じたので、物語の現実味の薄さはあまり気になりませんでした。
「頭が良すぎてちょっとずれてる人」というのは、おそらく多くの人の中にある典型的な天才像でしょう。理想像と言ってもいいかもしれません。
登場する学者たちがみんなマイペースで、それぞれ勝手な方を向いている様子に逆に安心感を覚えるのは、そのせいかなと思います。
学問に生きようと思ったらお金は諦めることになるのは、世界標準でしょうか。
日本でも似たような話を聞くことはあります。(注:ドラッグ製造の話ではない)
「ベンツもロレックスも買えないけど好きなことをしているよ」
これならいいのです。むしろベストな人生と言いたいくらい。
でも食べるのに不自由するほどではね。
ピエトロたちのギャング団にリスク要因の予測と早期に事業を売却する計画があったら、もしかしたら7人とも研究三昧の人生を送れたかも?
と、シリーズ1「7人の危ない教授たち」はこんな感じです。
「いつだってやめられる」3部作
「いつだってやめられる」はシリーズ化してこの後に続編「いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち」