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ミスター・メルセデス シーズン1第2話「ゲーム開始」のあらすじ感想など

2019年4月26日

ミスター・メルセデス」は、スティーブン・キング原作ミステリー小説のドラマ化作品です。

ドラマ「ミスター・メルセデス」のあらすじ感想などをまとめています。

この記事は、シーズン1第2話「ゲーム開始」です。

1話はこちらに

ミスターメルセデス前回までの登場人物相関図

1話時点での登場人物相関図はこうでした。

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Mrメルセデス登場人物相関図ドラマスタート時点

各登場人物についてはこちらに

ミスター・メルセデス第2話「ゲーム開始」のあらすじネタバレなし版

メルセデス事件の犯人を名乗る人物から不審なメールを送り付けられたビル・ホッジスは、事件の捜査状況を警察時代の同僚ピートに尋ねます。

ピートは「退職したのだから事件を忘れろ」と言いますが、ホッジスには受け入れられません。

今日も、事件に使われた車のオーナー女性が住んでいた家を見に来ました。

ピートと二人で何度も事情を聞いたその女性は、その後自殺しています。

家に帰ると封筒に邪悪なスマイリーフェイスの書かれた手紙が届いていました。

一方ブレイディは、地下室で作っているものを母デボラに見せます。

「国防総省に売り込めば大金持ちだ」というそのデバイスを何に使うのか、デボラは不安な顔をしています。

ミスターメルセデス第2話のあらすじネタバレ版

2話を詳細にネタバレしています。

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庭の物音とガキの怪我

夜。

庭で物音がするのを聞いたホッジスは、防犯カメラの映像を確認しますが、何も映っていません。

ホッジスは、拳銃を持って庭を見に行きました。

メルセデス事件の犯人を名乗る人物からの不気味なメールを受け取って、神経質になっているのです。

フェンス近くに誰かがいます。

銃を向け「動いたら撃つ」と言いながら近づくと、慌てた侵入者はフェンスから落下

近づいてみると近所の子供でした。

夜遊びの帰りで、こっそり家に入るためにホッジスの庭を通ったのでしょう。

ガキは腕を骨折していて、救急車とパトカーが来る騒ぎになってしまいます。

ピートの助言

翌日、警察時代の相棒ピートから電話が来て「すぐ署へ来い」と強い口調で呼び出されました。

久しぶりの警察署でホッジスは、駐車場に立って辺りを見渡します。

「仕事していた頃は他の人が見ないものばかり見ようとして、当たり前のものを見ていなかった」

ホッジスはそう語りますが、その様子を窓から見ているピートには、ぼんやりしているようにしか見えません。

ただでさえ「酔って子供を殺しかけた」と署内で噂になっているホッジスです。

「退職したのだから過去の事件をひきずるな。趣味を持て」

そう言って聞かせるピートは、ホッジスを心配してるのでしょうけれど、ホッジスは、ひどくプライドを傷つけられた心境です。

毒づきながら署を出て行くホッジスを、若い警官が「おかしな爺さんだ」とでも言いたげな目で見ていました。

オリヴィアの自殺

ホッジスは、まっすぐ家に帰らず、どこかの邸宅を眺めています。

「何の用だ」と尋ねる警備員に「メルセデス事件を担当していた元刑事だ」とホッジス。

警備員は、ホッジスがここにいる理由を納得したようです。

ここは、事件に使われたベンツの持ち主オリヴィア・トレローニーの家でした。

現役の頃、ピートと二人で何度もこの家に来てオリヴィアに話を聞きました。

事件の時、盗難車であるはずのベンツにはこじ開けた形跡がなく、ピートもホッジスもそこに疑問を感じていたのです。

「鍵を抜き忘れたのではないか」と疑う二人の刑事に対し、オリヴィアは「絶対に鍵を抜いた」と主張していました。

「鍵を抜くのは習慣として無意識にすることで、絶対と言えるのはおかしい」と、ホッジスは食い下がりましたが、オリヴィアは、「いつも家に入るまで鍵を握っていた」と、あくまでそう繰り返したものでした。

そのオリヴィアが、先日自殺しました。

妹のジェイニー・パターソンが家を相続したと警備の男が言っています。

スマイルフェイスの手紙

ホッジス宅のポストにあの邪悪なスマイリーフェイスの描かれた封筒が届いています。

手紙にはIDとパスワードが。

デビーの青い傘の下で」というサイトにログインして話をしようと言うのです。

指定されたIDは「カーミット フロッグ19」

カーミットは、ホッジスの本来のファーストネームですが、アイルランドを出て以来使っていない名でした。

※カーミットフロッグってこれです。

 

スプリームエレクトロニクス店長の小言

スプリーム・エレクトロニクスの店長ロビーが今日もまた怒っています。

ルーが客に「女性同性愛者であることを隠すべきだ」というふうなことを言われてちくりと言い返すのを聞いていたのです。

トラブルを起こすのはいつもルーに見えますが、お説教するときには、なぜかルーとブレイディがセットになり、今日も店長の前に二人が並んで座らされています。

ロビーはブレイディに「特に君は変だ。変としか言いようがない。もっと普通にしろ」と言います。

ブレイディのキラーデバイス

その日ブレイディは、母親に「地下室で作っているもの」を見せました。

テレビリモコンを二回り大きくしたような「それ」をブレイディは「遠隔でコンピューターを操作できるもの」だと説明します。

「国防総省に売り込んで特許をとれば大金持ちになれる」と話す一方で「これで他人のスマホも動かせるし、信号機を変えることもできる」とも言うブレイディに、母は不安そうな顔をしています。

ロビーのノートパソコン爆発

残業すると言って店に残った店長のロビーは、アダルトサイトを見始めました。

しばらくするとキーボードから煙が上がり、PCは爆発。ロビーは救急車で運ばれます。

デビーの青い傘の下で

ホッジスは、スマイリーフェイスの手紙に書かれたサイトへログインする決意をしました。

メルセデスキラーへ

俺はここだ。さあ遊ぼうぜ

薄暗い地下室でモニターを眺めるブレイディがニヤリと笑いました。

第2話終了時点の登場人物相関図

2話で相関図はこうなりました。

Mrメルセデス登場人物相関図シーズン1第2話

Mr. メルセデスS1第2話「ゲーム開始」の感想など

ブレイディがメール送信者Mr.Mでした。

Mr.Mは、メルセデス事件の犯人しか撮れない動画を持ってたり、警察の公表していない情報を知っていたりすることから、真犯人であると考えられます。

まだ犯人の身近にいる人物や犯人をハッキングしている人物という可能性もありますが…。

でも…ブレイディは、勤め先の店では具体的には何も問題行動をしていないように見えます。

なのに「君は変だ。普通にしろ」と言われても困ると思うのです。

子供の頃からこんなことばかり言われてきたとしたら、内にこもる性格になっても無理ないです。

もちろん、人を殺すのに誰のせいも彼のせいもありません。

その前段階の話です。

変わっているということは、それ自体、いいことでも悪いことでもありません。

接客業への適性の有無があるのは当然ですが、それも個性の違いのひとつ。

ミスマッチ人材を雇用したロビーにも責任があるはずなのに、この人はそれを全く考えていません。

無理なく能力を活かせる仕事を見つけられるかどうかで人生の大半が決まってしまいます。

ブレイディにそんな環境があったら、あるいは…と思わずにいられません。

第3話はこちらに