ミスター・メルセデス シーズン1第1話「嘲笑う男」のあらすじ感想など
「ミスター・メルセデス」は、スティーブン・キング原作ミステリー小説のドラマ化作品です。
主人公ビル・ホッジス元刑事の物語は三部作になっていて、最初がこの「ミスター・メルセデス」、次が「ファインダーズ・キーパーズ」、最後が「任務の終わり」です。
ドラマ「ミスター・メルセデス」のシーズン1のあらすじ感想などをまとめていきます。
最初に書いておきますと…親子で見るのはほぼ不可能なドラマです。相当気まずくなると思います。
Contents
ミスターメルセデスS1第1話時点の登場人物相関図
登場人物はまだこれだけです。
立ち位置や関係は、この後変わって行きますが、1話ではこの状態です。
↓タップで拡大してください。
各登場人物についてはこちらに
ミスター・メルセデス第1話「嘲笑う男」のあらすじ
1話は、登場人物の背景の紹介的な回です。
ネタバレ全部読んじゃってもそう差し支えないと思いますが、冒頭メルセデス事件の後の箇所は、タップしないと見えないようにしておきますね。
メルセデス事件
オーディンがまだ夜も明けぬうちに到着した職業紹介会場には、もう長い列ができています。
前に並ぶジャニスは、生後2ヶ月のパティを抱えています。
そこへやって来た一台のベンツを失業者達は不思議そうに眺めます。
車内には男がひとり。ハンドルに貼ったスマイリーフェイスのステッカーが不気味です。
男はピエロのマスクをかぶると、アクセルを踏み切り、列をなす人々の中へ突進していきます。
猛スピードで前進とバックを繰り返すベンツに、転ぶ者は轢かれ、立っている者ははね飛ばされ、就職フェアは阿鼻叫喚、地上の地獄と化しました。
この凶行による死者は16名。負傷者はその2倍。
オーディンもジャニスも赤ちゃんのパティも死にました。
犯人はどこへ消えたのか、ベンツはその場に捨てられています。
退職警官ビル・ホッジス
リラックスチェアで寝ていたビル・ホッジスは、電話で起こされました。
離婚し、今は警官も退職したホッジスは、気楽な一人暮らしですが、夕べはスナック菓子とビールの食事をしながら眠ってしまったのでしょう。
電話の主は、かつての同僚ピート。
「ランチの約束を覚えてるか?」
ピートは、引退後のホッジスの暴飲暴食や身なりに構わない様子が気に入らないみたいです。
ランチに誘い出すのも、外出させようという心遣いでしょう。
現役時代の行きつけの店でピートと軽口を交わし合う雰囲気は、和やかで微笑ましいもの、ふたりが息の合う相棒だったことが分かります。
でもピートの携帯が鳴ると、ホッジスは、居心地の悪そうな表情になりました。
同業者だったホッジスには分かるのです。何かが起きて、ピートは「すぐ来てくれ」と呼ばれていると。
今のホッジスには、緊急の用事で呼ばれることはありません。
この↓下で、1話の終わりまでネタバレしています。
ネタバレを読みたい人はタップしてください。
動画を送信したMr.Mが知っていること
ホッジスにメルセデス事件の犯人としてメールを送って来た人物が誰なのか、まだ分かりません。
ですが、とりあえず動画に含まれている情報からMr.Mがホッジスについて知っていることをまとめておきます。
ホッジスが31年勤務して表彰され、退職したこと
→公にされていることなので、誰が知っていても不思議ではない
ホッジスが現役の頃に比べてずいぶん太ったこと
→最近ホッジスを見た者しか知らない
ホッジスがフレッドという亀を飼っていること
→庭を覗けば亀がいることは分かる。でもフレッドという名は、ホッジス本人に聞くかホッジスが亀に呼び掛けているところを見る以外ない。
Mr. メルセデスS1-1話「嘲笑う男」の感想など
ブレイディの母親が不快すぎて見るのやめようかと思いました。
息子との関係以前に、汚い部屋で平気でいるあの暮らしぶりに生理的嫌悪感が。
…これが感想ってのもなんですが…
1話ではまだ面白いのかつまらないのか判然としなかったのです。
それが2話3話と進むうちに面白くなっていきました。
もしも続きを見るのを迷っているなら、もう少し先まで見るのをおすすめします。
第2話はこちらに