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時効警察シーズン1第7話ネタバレ 3億円事件の犯人名乗る葉月里緒菜回

2018年9月7日

時効管理課の警官霧山修一朗が時効を過ぎた事件を趣味で捜査するドラマ「時効警察

2006年に放送されていた「時効警察」の第7話のネタバレです。

平成3億円事件の犯人を名乗る女から総武署時効管理課に電話が入ります。

事件は今日が時効です。

時効警察第7話「主婦が裸足になる理由をみんなで考えよう!」のネタバレあらすじ

シーズン1第7話の未解決事件

昭和の三億円事件と同様の手口で行われた犯行。

白バイ警官を装って現金輸送車に近づき、「爆弾が仕掛けられている」と偽って発煙筒をたくと、車ごと奪って逃走した事件で、犯人は捕まっていません。

これまで犯人は男と見て捜査が進められてきましたが、犯人を名乗るのは女(葉月里緒奈)。

女は、「時効を迎えたので警察の怠慢を暴く手記を書きたい」「そのためにすべての遺留品が欲しい」と言っています。

自分が犯人だと言い張るシングルマザー発明家(葉月里緒奈)

犯人を名乗って時効管理課に電話をよこしたのは、秋元聡子(葉月里緒奈)。

遺留品は自分のものだと主張しますが、聡子が犯人であると証明されない限り遺留品を渡すことができません。

犯人は男のはずじゃ…

三億円が強奪された現金輸送車を運転していたふたりの警備員は、「白バイの犯人は男だった」と証言していて、作られたモンタージュ写真も男の顔です。

不審に思った霧山が、被害に遭った警備員に事情を聞くと、輸送車のふたりは不倫関係にあり、輸送中の車でデートしていたことを白状します。

それを犯人に見られたふたりは、逮捕されれば自分たちのことを話してしまうと考え、捜査を妨害する目的で「男だった」と嘘をついていたのでした。

ではやはり聡子が三億円を奪ったのか。

それにしては霧山の訪れた聡子のアパートは質素です。

霧山が聡子の部屋で見つけたものがふたつあります。

一つは、聡子が床に落とした洗濯ばさみ。もう一つは、聡子宛ての封筒で差出人の名前は「大宮夏美

聡子と夏美

帰りがけに霧山は、「オフィス大宮」の車から降りてきた男が聡子の部屋へ向かうのを見かけます。

オフィス大宮は、大宮夏美の夫の発明会社で、夏美は数年前に急死しています。

大宮によると夏美は、リバーシブルつまようじを発明し、巨額の特許料を手に入れた時に死んだそうで、夏美の遺産で建てたビルが現在のオフィスなのだそうです。

一方、聡子がこだわっている遺留品は、片方だけのシークレットシューズでした。

現場に落ちていた靴です。

この靴と警備員の証言で、犯人は男であると誰もが思い込んだのですが…ふとしたはずみにシークレットシューズの靴底が外れます。

するとかかとの部分に紙切れのようなものが内蔵されているのが発見されました。

それを見て霧山は、平成三億円事件の真犯人は死んだ大宮夏美だと確信します。

聡子が遺留品の靴を欲しがっていたのはなぜ

平成三億円事件の実行犯は夏美でしたが、発案したのは聡子です。

聡子は犯行計画の詳細を夏美に話し、「犯行のついでに警察への挑戦をしかけましょう」と持ち掛けていました。

挑戦とは、現場に残すシークレットシューズのかかと部分に現金の隠し場所を書いたメモを入れておくということです。

警察が気付いたら負け。気付かなければ勝ちだと。

夏美は聡子のアイディアを単独で実行に移し、大金を手に入れます。

聡子は、シークレットシューズを手に入れれば3億円のありかが分かると思っていたのです。

でも夏美がかかとに入れていたのはメモではなく、大宮と聡子の密会現場の写真でした。

強奪した3億円はオフィス大宮のビル建設に充てられています。

聡子は、存在しない3億円のために奔走していたのでした。

今度の事件では、聡子は犯人ではありません。

しかし霧山は、聡子に「誰にも言いませんよ」カードを渡し、「黙っているので真犯人として手記を書いてください」と言います。

犯人ではない人が犯人に成りすますことを「誰にも言わない」と約束したレアケースでした。

霧山が聡子は犯人ではないと見抜いたポイント

最初は、聡子の子供の生年月日から、事件の日聡子は臨月だったはずで、現金輸送車に潜って発煙筒を焚くのは不可能と考えるのですが、該当する子供は連れ子で聡子の出産した子供ではありませんでした。

でも、聡子のアパートで拾った洗濯ばさみと遺留品のシークレットシューズの指紋が一致しなかったので、やはり聡子は犯人ではないと分かりました。

 

「時効警察」8話はこちらに