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「キャッスルロック」シーズン1第2話あらすじ-所長の閉じ込めた悪魔

2019年2月3日

スティーブン・キングJ・J・エイブラムスが製作総指揮にあたる「キャッスルロック」は、全10話のドラマ作品です。

タイトルの通り、キング作品のいつもの町キャッスルロックで起きる不可解な事件を描いたドラマで、物語はショーシャンク刑務所から始まります。

この↓ショーシャンク

シーズン1第2話「呪われた町」のあらすじを紹介します。

キャッスルロックの登場人物はこちらに

キャッスルロック第2話あらすじネタバレなし版

死んだレイシー所長の家を訪れたヘンリーは、地下室へ向かうドアに鍵がかけられているのに気付きますが、そこを見ることはできませんでした。

ショーシャンク刑務所では地下牢の青年の存在が外部に知れることを恐れていて、ヘンリーが調査するのを許しません。

ヘンリーは、地域の教会のボランティアに紛れ込んで刑務所の敷地内に入ることにしました。

キャッスルロック第2話あらすじネタバレ版

この下はネタバレ版のあらすじです。

ネタバレを読みたい人はタップで開いてください。

ネタバレを読む

刑務所の廊下を歩く青年はザレフスキの幻覚?

所内を自由に歩き回る地下牢の青年と、流血して倒れる看守を監視モニターで見たザレフスキは、アラートを鳴らします。

しかしどうしたことでしょう。

実際には何も異常は起きていません。

青年は元いた場所にいますし、廊下で倒れる看守も見当たりません。

ザレフスキは、幻覚を見たのだと考えることにします。

死んだレイシー所長の書斎

ヘンリーは、謎の青年の調査のため自殺した所長デイル・レイシーの家を訪問します。

盲目の未亡人は、刑務所を告発する側だと名乗る弁護士ヘンリーを招き入れ、レイシーの書斎へ案内します。

レイシーのデスクには過去のキャッスルロックの忌まわしい事件の資料がたくさん保管されています。

呪われた町と呼ばれるキャッスルロックでは、不気味な事件がたくさん起きています

新約聖書の使途行伝の一節を書き留めたものも。

それがなんなのか確認する前に、どこかからかかって来た電話に出ていた妻が書斎にやってきて「あなたは黒人なの?」と尋ねます。

ヘンリーと思しき者が家に入って行くのを見た隣人が電話で警戒を促したのでした。

黒人ヘンリーは、白人の夫婦の養子で、養父は牧師でした。

キャッスルロックでは、「ヘンリー・ディーヴァーは多くの人に慕われていた牧師を殺した養子の黒人」と認識され、忌み嫌われているのです。

家にいる弁護士がヘンリーと分かると夫人は「警察を呼ぶ」と言って追い出そうとします。

レイシー宅には地下室があるようです。

地下へのドアはものものしく施錠され、どことなく怪しい雰囲気ですが、地下を確かめることは出来ませんでした。

ショーシャンク刑務所の青年の処遇と同房者の死

ショーシャンク刑務所の新任女性所長ポーターは、バーで隣り合わせた元保安官パングボーンから、「レイシーが、『この町の病巣を見つけた。悪魔を箱に閉じ込めた』と言っていた。それから町は平和になった」と聞きます。

何も答えず立ち去ろうとするポーターの背中にパングボーンは「ガキを外へ出すな」と言うのでした。

善人だったと評判のレイシーがなぜ青年を監禁していたのか。

元保安官の言葉は非科学的ではありますが、妙に説得力があります。

ポーターは青年が死んでくれることを望み、屈強でいかにも粗暴な雰囲気の囚人アドルフの房への移動を命じました。

翌朝。

死んでいたのはアドルフでした

解剖すると全身に癌が。

昨日までどこにも異常があるようには見えなかったのに…。

ヘンリーと青年の対面

どこの誰か分からない青年ですが、受刑者でないこともはっきりしています。

長期監禁された上、今も自由が与えられずにいることは重大な人権侵害です。

ヘンリーは、刑務所を訴えるつもりですが、事実関係を証言する者がいません。

青年のことをヘンリーに教えたザレフスキも失業を恐れ出廷を断固拒否しています。

現状ではヘンリーが青年と話すこともできず、青年の存在すら確認できません。

ヘンリーは刑務所内の教会を慰問するバスに乗って敷地内に入りこみ、ザレフスキがこっそり裏庭へ出した青年と対面します。

ヘンリーは青年に自分を弁護人に指名するよう指示します。

ヘンリーの向かいの家のモリー

キャッスルロックで不動産の売買を手掛ける女性モリー・ストランドは思い出しています。

子供の頃モリーは、向かいの家に住む少年ヘンリーをとても気にしていました。

いつもヘンリーを見ていたので、父マシューが深夜に彼を連れ出すことがあるのも知っています。

ヘンリーが失踪すると、保安官代理がヘンリーについて質問します。

彼は父親を憎んでいたのかと。

養父はヘンリーを探して崖から転落半死半生で人工呼吸器をつけたまま自宅のベッドに寝ています

モリーは何も話しませんでした。

今は社会不安障害と診断され、精神状態にぐらつきの見られるモリーですが、地域の開発には熱心で、ローカル局のTV番組「ローカルカラー」に出演することも決まっています。

キャッスルロックの再興がモリーの目標です。

でもモリーにはお金がありません。

薬物の売人への支払いを分割払いにしようとするような経済状態です。

資金調達ため住んでいる家も抵当に入れています。

ナレーションはレイシーの言葉

キャッスルロック2話では冒頭と最後に誰の独白か分からないナレーションが入ります。

男の声としか分からないと思っていたのですが、分かりました。

レイシーの言葉です。

これは手紙に書かれた文章で、老いたパングボーンらしき男が読み返すその手紙には、D. レイシーと署名があります。

でもやっぱり謎の手紙です。

一部だけ書くと…

男に地下牢の鍵を渡し怪物を閉じ込めさせろ

あるいはバッジを与えて保安官にしろ

運が良ければ10年か20年はなんとかなる

だが悪は我々より長く生き延びる

独白には続きがあり

彼を二度と外へ出すな

神はそう申された

パングボーンは暗い車内でこの手紙を燃やしてしまいます。

レイシーがパングボーンに宛てた手紙なのか、それをなぜ今焼き捨てるのか、不明です。

厳密に言ったら、手紙を読んでいる男の顔は暗くてよく見えません。

髪の雰囲気からパングボーンかな?と見えるだけなので、全然違う人かもしれません。

シーズン1の最後まで見ると、手紙の一部は「あのことか」と想像がつきますが、不明なことも多いままシーズン2へ続きます。

手紙の詳細と考察はここ

先の話もネタバレしてしまうのでご注意ください。

第3話あらすじはこちらに