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「キャッスルロック」シーズン1第1話あらすじ-刑務所地下牢の青年

2019年2月2日

スティーブン・キングJ・J・エイブラムスが製作総指揮にあたる「キャッスルロック」は、全10話のドラマ作品です。

タイトルの通り、キング作品のいつもの町キャッスルロックで起きる不可解な事件を描いたドラマで、物語はショーシャンク刑務所から始まります。

この↓ショーシャンク

「キャッスルロック」1話で新所長を案内する人が「昔ここでノートン所長が自殺した時の弾痕が残っている」と言っているのは、「ショーシャンクの空に」の所長の自殺の話です。

シーズン1第1話のあらすじを紹介します。

キャッスルロックの登場人物はこちらに

キャッスルロック第1話あらすじネタバレなし版

ショーシャンク刑務所早期退職の朝自殺した所長

ショーシャンク刑務所長レイシーは、今日で引退です。

いつものように妻に見送られて家を出たレイシーでしたが、車で向かったのは刑務所ではなく崖でした。

木に括り付けたロープを自分の首につないだ状態で、アクセルを踏み込むと車は崖下の湖キャッスルレイクに落下。

所長の首はロープでちぎられ、頭部は見つかりません。

この時のBGMはこれです

キャッスルロックに使用されている音楽についてはこちらに

30年封印されていたF棟地下の男

ショーシャンク刑務所に新たにやって来た女性所長ポーターは、F棟が30年前の火災以来使用されていないことに疑問を持ちます。

刑務所には囚人があふれ、ジムをつぶして房に代用している状態なのです。

開かずのF棟。

30年ぶりに扉が開き、看守が中の調査を始めました。

なぜでしょう。床につもったホコリに足跡が残っています。

懐中電灯で足跡をたどっていくと、床に設置されたフタにたどりつきます。

地下に作られた昔の貯水タンクのようです。

恐る恐る梯子を下りてみると、暗闇の中に人の気配が。

誰が作ったのか、地下に檻が設置され、ひとりの青年が閉じ込められています

檻の前に置かれた缶にはタバコの吸い殻がぎっしりと詰まり、つい最近までここへ来ていた誰かがいたことが推測されます。

吸い殻の主が来たとき以外は真っ暗だったに違いないF棟地下に幽閉されていた青年は、救出されても怯えた様子で何も言いません。

この青年は誰なのか。

ショーシャンク刑務所に収容されている全囚人の点呼がとられますが、いなくなっている受刑者はいません。

指紋を調べても一致する前科者が見つからず、青年の身元は分かりません。

一方、地下にあった吸い殻は所長室の灰皿に残っていた吸い殻と同じ銘柄です。

前所長が長い間少年を監禁していて、退職によって隠し切れなくなると悟り自殺したのではないかと憶測が広がります。

キャッスルロックで失踪した過去のある弁護士ヘンリー

青年がようやく口にした言葉は「ヘンリー・マシュー・ディーバー

それは青年の名ではなくテキサスの弁護士の名でした。

その弁護士は、子供の頃にキャッスルロックを騒がせたことがあり、古くからここに暮らしている者はヘンリーの名に覚えがあります。

少年ヘンリーは行方不明になり、キャッスルロックでは大捜索が展開されたのです。

捜索の途中でヘンリーの父親が死亡。しかし失踪から11日後、ヘンリーは生きて発見されます。

ヘンリーが父親を殺したのではないかと噂されますが、ヘンリーには失踪中の記憶がありません。

大人になったヘンリーは今、テキサス州で死刑囚専門の弁護士をしています。

貯水槽の青年はヘンリーを弁護士として雇いたいと言っているのでしょうか。

醜聞を嫌う新所長は、弁護士など呼びたくありません。

どこかほかの州に捨ててこようか、イカれた囚人の房に入れようかと相談する所長らを見た看守ザレフスキは、匿名でヘンリーに電話し、あなたを呼んでいる者がいると伝えました。

以下ネタバレです。

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ヘンリーに驚く薬物依存症女性

キャッスルロックの停留所に降り立ったヘンリーを見て、中年女性が驚いています。

ヘンリーに顔を見られたくないふうなその女性は、そそくさとその場を立ち去ると自宅へ戻って古い段ボールを開きました。

中には少年ヘンリー捜索の印刷物と男児用に見える服が。

この人には子供はいないはずです。

麻薬の売人に「セクシーママ」と呼ばれた時に「セクシーママは子持ちのことよ」と返していました。

箱を開ける彼女はなぜか砂時計をセットしていますが、この意味はまだ分かりません。

ヘンリーの実家に居座るパングボーン

久しぶりに実家へ帰ったヘンリーは、母の家に元保安官アラン・パングボーンがいるのを見て怪訝な顔をします。

パングボーンは、行方不明になっていたヘンリーを最初に見つけた保安官です。

失踪時キャッスルロックは寒波に見舞われていて、マイナス40度を記録した日もありました。

凍死の危険のある気温ですが、ヘンリーには凍傷ひとつなかったことから、パングボーンは、彼がどこかの屋内にいたものと考え、疑っている態度だったのです。

今では痴呆の進んだ母に代わって財産の管理までもパングボーンがしていると知り、ヘンリーはいい顔をしません。

パングボーンはヘンリーに、ショーシャンク刑務所長が自殺したのはキャッスルレイクの崖だと教え、意味ありげに笑っています。

キャッスルレイクは、パングボーンが少年ヘンリーを発見した場所でした。

貯水槽の青年にヘンリーの名を教えたのは死んだ所長

ショーシャンク刑務所の監視モニターには、牢を破って自由に廊下を歩く地下牢の青年が映っています。

廊下の隅には血を流して倒れる看守が。

青年の回想の中では、死んだレイシー所長が暗がりでタバコをふかしながら「見つかったらヘンリー・ディーバーを呼べ」と話しています。

 

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