西岡良仁(日本)脚でラリーを制す粘りのテニスプレイヤー
現在日本男子で錦織に次ぐランキングに位置する選手が西岡良仁です。
2019年1月28日時点で66位(758ポイント)。
日本のダニエル太郎がすぐ下69位(726ポイント)いて、ここは入れ替わる可能性もありますが、今のところ日本の二番手は西岡という認識で差し支えないでしょう。
西岡良仁のデータ
名前 | 西岡良仁/Yoshihito Nishioka |
国 | 日本 |
生年月日/年齢 | 1995年9月27日/[age birth="1995/9/27″] |
身長/体重 | 170cm/64kg |
利き手とバックハンド | 左利き/両手バックハンド |
所属 | ミキハウス |
西岡良仁のプレイスタイル

190cm超えの選手が大勢いる現在の男子テニスで、170cmはランキング100位内(2019/1/28時点のランキング)で一番の低身長です。
世界ランキング20位のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)も170cmですが、それより小さい選手はいません。
※西岡選手の公式サイトでは171cmとなっているので、シュワルツマンよりも大きいかもしれません。
170cmという数値はATPの公式サイトからひいています。
ATPのサイトではインチ表記が基本で、インチをセンチメートルに換算しているので軽微な差は不明です。
上背のない選手は、サーブやスマッシュでは不利になりますが、西岡は脚力で粘り勝ちするタイプです。
ラリーが長くなりがちなプレイスタイルはスタミナを必要とするので、基礎体力が要求されます。
西岡良仁の経歴
西岡選手がテニスを始めたのは4歳の時でした。
コーチしたのは三重県でテニスクラブを経営している父親父範夫氏です。
小学3年で12歳以下の東海大会三重県代表に選出され、このころにテニスのプロを目指そうと決めたそうです。
その後IMGニック・ボロテリー・テニスアカデミーに入学して渡米。
ATPツアーの初出場は2015年のデルレイビーチ国際。
この大会で準々決勝まで勝ち進みました。
2016年7月に100位にランキングされ、その後58位までランキングを伸ばしますが、2017年3月、マイアミオープンで左の膝を痛めてしまいます。
この時のことを西岡は「ブチっと切れたような音がした」と話しています。
(ターザン2019年2月14日号)
左膝前十字靭帯断裂と診断され回復に9か月を要する大けがでした。
試合に出られず、ランキングは380位まで下がります。
復帰後2018年9月深圳オープンでツアー初優勝。
深圳250優勝!ツアー優勝日本人史上5人目!!めっちゃ嬉しいです。怪我からの道のりはかなり苦しかったけどやっとここまで来れました。
最高の瞬間です。そしてゆっくりしたいけど、日本に帰らないとダメでもうすでに空港です。
日本で皆さんに会えるの楽しみにしています^_^ pic.twitter.com/rzCd9X7vA9— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) September 30, 2018
2019年全豪オープンを終え、1月28日時点のランキングは66位です。
付録動画西岡良仁 伝説の背面パッシングショット
2015年度チャレンジャーツアーHOT SHOT年間Best1に選ばれた背面ショット。
とにかく見て。
※チャレンジャーツアーはATPツアーの下位ツアーです。