札幌真駒内アイスアリーナで現地観戦するときの注意点
真駒内セキスイハイムアイスアリーナは、札幌南区の競技場です。
この会場へ冬場にスケートを見に行ったときの体験から、気付いたことや注意点をお話しします。
※夏場は行ったことがありません。
2F席から上は高確率でとても暑い
意外に思われるかもしれませんが、私の印象の中でここは「すごく暑い」会場です。
とくに2階席から上は、氷から遠いのと、暖房の熱がたまることで、温室にいるような暑さ。
1階でも後ろの方になるともう暑いです。
かと言って…かと言ってですよ。
席でコートを脱ぐのもそれはそれで大変です。
観客席は左右のスペースが狭く、膝には荷物を置いて座っているので、この上にコートをたたんで載せるとなるとものすごく窮屈になります。
ひざ掛けはたたんでバッグに入れるとしても、そのひざ掛けでふくらんだバッグとコートが脚の上にある状態で、スタオベ連発になると、すごく大変です。
なのでたいていの人はコート着用のまま試合を見ていますが、スタオベが続くとますます暑くなり…
では薄着で行けばいいのかと言うと、もちろんそんなことはなく…
外は冬の北海道です。
NHK杯くらいの時期ならともかく、全日本の年末頃にはすごく寒いので、防寒対策はいやってほどしたほうがいいです。
上着で調節するのが難しいので、中に着るもので工夫するしかありません。
あったか系のアンダーウェアを一番下に着て行って会場のトイレで脱ぐという作戦をとったこともありましたが、これはあまりに面倒です。
結局、薄手のニットにカーディガンのようなものを重ねて、その上からコートで出かけ、会場でカーディガンを脱ぐ
→カーディガンをひざ掛け替わりにする
これが一番快適でしたので参考に。

札幌のバスはおつりが出ません。Suicaをチャージしておきましょう
札幌のバスは、降りる時に料金を払うスタイルでした。
うっかり小銭を持たずに乗ると、おつりがでないのでちょっと困ります。
私はそれを知らずにやらかしてしまったことが…
千円札を出したら、運転手さんが「おつり出ませんよー」と明るく(笑)言うので、もうおつりはあきらめて千円払うしかないのかと思ったその時…後ろにいた美しい女性が「私小銭あるので出しときます」と言ってくださったのでした。
知らない人です。
下りた場所が真駒内駅だったので、駅の券売機で小銭を作って返してくれればいいと言ってくれた、あの人の幸せを今も祈っています(わりと本気で)
今は札幌市内のバスでもSuicaが使えます。
Suicaをチャージしておきましょう。
大雪が降るとバスが遅れる
地下鉄真駒内駅からバスで会場へ向かう方法が一番一般的と思います。
普段はそれでいいのですが、雪が降るとバスは思うように進みません。
以前、メダリストオンアイスに向かうバスが駅から1時間かかったことがありました。
会場近くでバスを降りた時にはもう開演時間の10分前で、雪道をダッシュするハメに。
雪の積もった石段を急いで降りるあの怖さと言ったら…。
天候によって交通機関が遅れているときは、ショーの開始も遅らせてくれる場合もありますが、MOIのような夜のショーでは、そう長くは時間をずらせません。
天気予報をチェックして、会場へは早めに。
北海道仕様のブーツを必ず
暖かい地方で売っている靴やブーツとは靴底の違う雪道用の加工がされたブーツを買った方が絶対絶対いいです。
北海道仕様…というか雪国仕様の靴底と言うのがあり…
靴底の溝の形で滑りにくい工夫がされているものや、靴底に貝殻を砕いた粉が吹き付けられているものなのですが、関東以南では、普通のお店では売っていないと思います。
通販で買えるので必ず買った方がいいです。
こういうのです 防滑ブーツ レディース
雪道専用靴でも滑らないわけではないのですが、普通の靴とは全然違います。
違うのは靴底だけなので見た目では雪靴とは分かりません。
普通の道でも差し支えなく履いていられます。
ハクキンカイロを持って飛行機には乗れない
ベンジンで温めるハクキンカイロが好きなのですが、あれは飛行機に持ち込めません。
手荷物に入れておけないのではなく、スーツケースでもダメです。
ベンジンは危険物なので。
同じ理由でハクキンカイロを事前にホテルへ宅配するのも難しいです。
船便でなら運べるそうですが、相当な日数がかかります。
飛行機で行く場所は、使い捨てカイロで対応するのが一番いいです。