シェイ・スーウェイ謝淑薇Hsieh Su-Wei(台湾)のデータ,経歴など
シェイ・スーウェイ(Hsieh Su-Wei)は、台湾の女子テニス選手です。
高雄生まれで現在の拠点は台北ですが、日本で練習していた時期もあります。
フォアもバックも両手で打つ珍しい選手。トリッキーなプレイで知られ大物食いの異名をとっています。
シェイ・スーウェイのデータ

名前 | シェイ・スーウェイ/謝淑薇/Su-Wei Hsieh |
国 | 台湾 |
生年月日/年齢 | 1986年1月4日/[age birth="1984/1/4″] |
身長 | 169cm |
利き手とバックハンド | 右利き/フォアもバックも両手 |
現住所地 | 台北(台湾) |
コーチ | Paul McNamee |
参考Head to Head
Head to Head=プレイヤー間の対戦成績とデータを比較するものです。見れば分かります。
シェイ・スーウェイの経歴など
テニス一家の生まれで、7人の兄弟姉妹全員にテニスの選手経験があります。
中でもスーウェイは、8歳で全台湾12歳以下、14歳で全年齢の競技会で優勝しています。
2001年。15歳でプロに転向すると、シニアの大会で28連勝を記録しました。
しかし過酷なツアースケジュールがたたり、プロ2年目には成績が奮わなくなります。
スーウェイは、試合のスケジュールやトレーニングの方針を決めていた実父と離れ、ひとりで日本へやって来ます。
以降2005年まで日本のテニスクラブで練習していました。
2005年、父親と和解して台湾へ戻り、いよいよグランドスラムに挑戦します。
最初のGSは全米オープン。一回戦で負けてしまいますが、翌2006年にはダブルスでグランドスラム初の勝利、2008年になるとシングルスでも初勝利を挙げます。
2012年、BMWマレーシアオープンでついにシングルスでツアー優勝。
2013年ウィンブルドン、2014年全仏オープンのダブルスで優勝。
その後、ダブルスに力を入れていた時期が長く、シングルスではグランドスラムやプレミアでの優勝はないものの、多彩な攻撃パターンで異彩を放ち、大物食いと恐れられる存在です。
思わぬところでドロップショットを使ったり、モーションからは予測できないところへパッシングショットを通したりと、対戦相手に手を焼かせるウーウィエイは、ランキング上位の誰に勝ってもおかしくありません。
シングルスのランキングのキャリアハイは2013年の23位。2019年3月時点のランキングは27位です。
好きなサーフェスはクレーコート、好きな大会は全仏オープン。
日本のテニスクラブで長期間練習していたスーウェイは、日本語が話せます。
2019年、ドバイオープンでの活躍が評価されWTAから2月の最も成長した選手(February’s Breakthrough of the Month)に選ばれました。