アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)198cmのグランドストローカー
アレクサンダー・ズべレフはドイツのテニス選手です。
2018年ATPファイナルズで、ロジャー・フェデラー、ノバク・ジョコビッチを下して優勝しています。
10歳年上の兄ミーシャ・ズべレフも現役のプロテニスプレイヤーです。
写真左がサーシャ(弟)、右が兄ミーシャ。

アレクサンダー・ズべレフのデータ
名前 | アレクサンダー・ズべレフ/Alexander Zverev |
愛称 | サーシャ/Sasha |
国 | ドイツ |
生年月日/年齢 | 1997年4月20日/[age birth="1997/4/20″] |
身長/体重 | 198cm/86kg |
利き手とバックハンド | 右利き/両手バックハンド |
コーチ | イワン・レンドル |
参考Head to Head
Head to Head=二人のプレイヤーの対戦成績とデータを比較したものです。見ればわかります。
アレクサンダー・ズべレフのプレイスタイル

フォアもバックも強く、グランドストロークを得意とする選手です。
一方でボレーはいまいち。
長身はもちろんテニス選手にとって長所ですが、敏捷性や持久力を欠く面もあります。
月刊テニスマガジンによると、グランドスラムの歴代優勝者のうち195cm超えの選手は3人しかいないそうです。
(リチャード・クライチェク196cm、ファンマルティン・デルポトロ198cm、マリン・チリッチ198cm)
そうは言っても…
195オーバーの選手がそう大勢いるわけではなく、グランドスラムの優勝者に限定すれば3人くらいで妥当じゃないかという気も…。
いずれにせよ、5セットを戦うスタミナを獲得していけるかどうかがキャリアを左右するでしょう。
ズべレフの経歴

同名(アレクサンダー・ズべレフ)の父と母イリーナは、どちらも旧ソ連のテニスプレイヤーでした。
イリーナの現役時代のコーチだったのが父アレクサンダーです。
ソビエト崩壊前、ミュンヘンの試合に出場するイリーナと、コーチとして帯同していた父アレクサンダーは、ドイツでのコーチ職のオファーを受け、夫婦でドイツへ移住します。
兄のミーシャはもう生まれていましたが、弟サーシャが生まれたのは両親のドイツ国籍取得後です。
テニスを始めたのは5歳の時。
ATPツアー初参戦はは2014年。17歳でした。
ドイツ国際オープンで準決勝まで進出。
2015年には年間最優秀新人賞を受賞しました。
2017年のATPツアーファイナルズ初出場は、リーグ戦で敗退してしまいますが、2018年には準決勝でフェデラーを、決勝ではジョコビッチを、どちらもセットカウント2-0で下して初優勝を飾りました。
2018年8月からイワン・レンドルをコーチに迎えています。